「今のところ、まだ考えてない。次の人生、一生懸命やっていきたい」
5月4日、急きょ開かれた引退会見で今後についてそう語った逸ノ城(30)。会見後は湊親方と別々に、会場から出ていくなど異様な様子だったが、“引退の真相”について週刊文春が5月10日に報じた。
「電撃引退を招いたおかみ殴打とアルコール依存」と題した記事には、酒席でおかみに手をあげていた過去や、親方との約束を再三破って飲みに出かけ、仕事に穴をあけることもあったことなどが記載されている。
「昨年から逸ノ城と湊親方は、弁護士を通じて連絡をしなくてはならないほど関係が悪化していました。会見で引退の理由について腰痛の悪化と語っていましたが、信じる相撲関係者はいないでしょう。日本国籍を取得しているため親方になる道もあったのですが、相撲協会には残らないそうです」(スポーツ紙記者)
これまでの報道に対し相撲ファンからは、逸ノ城への批判とともに、引退を回避できなかった相撲協会に対する疑念もネット上に書き込まれている。
《協会が対応すべきだと思う。力士の移籍なども柔軟に対応をすべきだ》
《近年の相撲協会では何か起きると自発的に身を引く関係者が多い》
《相撲協会がまだまだ生まれ変われてなくて、依存症に必要なサポートにアクセスさせられなかったんだと思うんだけど》
去就の決まらない逸ノ城に対しては、早くも格闘技参戦を予想する書き込みもあった。
《逸ノ城をRIZINで救いたい》
《痩せたらすぐに総合格闘技に転向しそう…プロレスはないとおもう》
《格闘技に誘われていると思うが、怠け者はどこでも成功しない。》
改革が問われ続けている角界は、また“逸材”を失ってしまった。
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