《報道の事実を重く受け止めsioの代表を辞任します 経営を退き改めて全てのことに誠心誠意向き合ってまいります この度は申し訳ございませんでした》
6月30日、Twitterにこう投稿したのはミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)。アカウントのプロフィール欄は、《料理人》の3文字のみに変更されている。
14日に広末涼子(42)とのW不倫を認める謝罪文を発表して以降、退任や契約解除、降板など軒並み仕事を失う事態に。一方で、現在に至るまでは広末の夫のキャンドル・ジュン氏(49)が18日に記者会見を開き、6月22日発売の「週刊文春」で広末が自らの所属事務所社長への不信を激白するなど、騒動は泥沼の様相を呈していた。
謝罪してからは沈黙を守っていた鳥羽氏だが、彼もまた広末と同じように6月29日発売の「週刊文春」で200分にわたって現在の心境や広末への気持ちを語り、余波はますます広がることに。
28日配信の「文春オンライン」に掲載されたインタビューで、鳥羽氏は「まず自分が広末さんを好きになってしまって、物事の順番も含め、世の中の人が『それは違うんじゃないか』ということをしてしまった」と反省。また、レストランを運営する「sio株式会社」の社長ポストについても、「すぐに辞める気持ちです。相手方の処分(広末は無期限謹慎処分)もあるし、世の中の声を受けて、自分が反省しているという意味で何か形が必要だと思う」と語っていた。
その言葉どおり、冒頭のように会社の代表を辞任すると発表した鳥羽氏。Twitter上では《また笑顔の鳥羽さんをお待ちしてます!》《応援してます!》とエールが寄せられているが、厳しい声も相次いでいる。
《重く受け止める必要があるのは「報道の事実」ではなく「自らの行為と結果」では…》
《まずはキャンドルジュンに直接謝りに行くのが正しい順番だと思いますよ》
《キャンドルジュン氏の会見で、鳥羽氏がジュン氏に謝罪してないことが明らかになったこと、それなのに文春のインタビュー記事が出たのが、まずかったと思う。ジュン氏への直接謝罪や慰謝料等の話し合い状況を明らかにすればよかったのに》
自らも文春の取材に“順番を間違えた”と口にした鳥羽氏だが、不倫が報じられてからの対応は状況を悪化させてきた。
「まず、文春の直撃を受けた際に、不倫を否定しながらも『当時ど真ん中のアイドルだったんで、みんな世の中の男性はそういうこと思うことはあるかもしれないですけど』と仄めかしていました。その後、SNSやYouTubeチャンネルに批判的なコメントを書き込まれないようにしたのか、コメント欄を一時的に閉鎖。にもかかわらず、不倫報道に関するツイートに“いいね”していました。しかし、広末さんとの“愛の交換日記”の存在が報じられるタイミングで、不倫を認めて謝罪。文春の直撃に“ウソ”をついていたことも明るみになりました」(芸能関係者)
さらに、キャンドル氏からは“不誠実対応”も暴露されていた。
「キャンドルさんは記者会見の質疑応答で、鳥羽さんとアポイントを取ろうとして『sio』に何度か電話をかけたと明かしていました。しかし、鳥羽さんから折り返しの電話はもらえず、『この度は申し訳ありませんでした』とメールで謝罪を済まされることに。キャンドルさんはその日中の対面を希望したそうですが、鳥羽さんは『他の用事があるから、また後日』『改めて必ず謝罪に行きますんで』と頑なに断ったそうです。現在は両者ともに弁護士を代理人に立てているようですが、鳥羽さんの逃げるような対応は悪手となってしまいました」(前出・芸能関係者)
“順番間違い”の代償は大きすぎたようだ――。