先月26日から米マサチューセッツ州南東部で行方が分からなくなっていたエマ・テテフスキーさん(31)が1週間後の3日夜、ハイカーによって発見されたとPEOPLEが報じている。ストウトン警察発表のプレスリリースによると、彼女が見つかったのは州立公園内の沼地で、少なくとも3日間は泥沼にはまったまま救助を待っていたという。
JGPRによると、テテフスキーさんはよく散歩に出かけ、“森の中で祈る人”として近所では有名だったそうだ。先月25日の夕方にパインウッド池の近くで目撃されたのを最後に帰宅せず、家族は翌日捜索願を出した。警察は付近の住民にテテフスキーさんがいないか敷地内を点検するよう呼びかけ、警察犬やドローンも駆使した捜索活動が行われたが、彼女は見つからなかった。
しかし3日の午後6時頃、沼地から助けを求める女性の声が聞こえたとハイカーから通報があったという。3人の警官が茂みをかき分けながら沼地を探すと、泥沼から抜け出せなくなっているテテフスキーさんを発見。人力では引き上げられなかったことから、警察は全地形対応車を投入して彼女を救出、病院へと搬送した。
イーストン警察のキース・ブーン署長は、「何日も飲まず食わずだった可能性が高いため、彼女の健康状態には不安が残る」としながらも、FOX系列のWFXTに「命を助けるため盲目的に水に飛び込んだ警官たちを賞賛したい。彼らの迅速な行動がエマ・テテフスキーさんを救ったのです。そして消防署、州立公園のレンジャー、911に通報してくれたハイカーにも感謝したい」と語った。