10月17日にNHK総合での放送を予定している『松本人志と世界LOVEジャーナル』。性の話題を真面目に語り合うトークバラエティで、特集コーナーでは「セルフプレジャー(マスターベーション)」を深掘りするという。
ダウンタウンの松本人志(60)のほかに、作家で元セクシー女優の鈴木涼美(40)、ラランドのサーヤ(27)、ラッパーの呂布カルマ(40)が出演する。しかし、10月4日に番組の存在が各所で報じられると、呂布の出演を巡って批判の声が相次いでいる。
というのも、呂布といえば、今年6月に報道された熊本県の県立高校の修学旅行で、女子生徒30人が入浴中、複数の男子生徒から盗撮やのぞき被害にあった問題について、X(旧Twitter)にて《のぞこうと思えばのぞける様な露天風呂を選んだ学校が悪い。男子生徒はのぞけるならばのぞく。当たり前だろ》《そこでのぞきに参加しなかった生徒の方がマトモじゃないよな》などと発言。性加害を擁護するような発言だと、批判を浴びていた。
そのため、こうした発言の過去がある呂布を、性がテーマの番組に起用したことに、SNS上では批判が殺到。
《「男子はのぞけるなら皆のぞくもの。のぞける様な露天風呂を選んだ学校が悪い。のぞかなかった奴の方がマトモじゃない」と言った呂布カルマがNHKで性についての番組するんだって。すごいね。性加害がいかに人を傷つける犯罪かを全く理解できてない人に性について語らせるんだ国営放送で》
《呂布カルマは、チャンスがあれば女風呂覗かない方がおかしいって言い続けてたけどNHKでも同じこと言うの?それともNHKは怖いからいい子ぶるのかな?なんでこういう人たちをキャスティングしたんだろう》
《NHKで松本人志氏が性について考える番組を始めるらしいです。しかも呂布カルマ氏などと一緒に。 世界で進む包括的性教育やジェンダー平等とは完全真逆な男性たちをキャスティングするなんて、ヘルジャパン、ヘル過ぎます》
呂布を番組にキャスティングした理由について、本誌がNHK広報局に問い合わせたところ、次の回答が。
「今回の番組は世界のさまざまな性の話題や悩みについて、多様な立場の出演者が、楽しくまじめに語り合う特集番組です。
出演者の選定については、自主的な編集判断のもと、その都度、総合的に判断しています」
10月4日、呂布は一連の批判に反応し《案の定アホのフェミニスト達が騒いでるけど、しっかりOAもチェックして話題にしてくれよな》とXに投稿している。