米フロリダ州のハイアリアで先週、13歳の少年が深夜に母親を殺害し拘留された。地元テレビ局のLocal 10などが伝えている。
少年自身が911に「母を殺しました」と通報し、駆けつけた警官によって女性の遺体が発見されたという。
被害者はイリーナ・ガルシアさん(39)。わずか生後2週間の新生児が眠るベビーベッドのそばで息絶えていたという。ハイアリア警察の発表によると、この赤ちゃんは少年の異父妹で、外傷はなかったそうだ。
少年は近所では優等生として知られ、それを裏付けるように隣人はNBC Miamiにこう語っていたという。
「彼はいつもお母さんと一緒にいて、常に穏やかでした。荷物や買い物袋を運ぶのを手伝う様子をよく見ていましたよ。異常なところなんて何一つありませんでした。何が起こったのか、本当にわかりません」
少年の継父であるガルシアさんの夫はトラック運転手で、事件当夜は仕事で州外にいたそうだ。
逮捕後に取られた供述書によると、少年は母親が眠るのを待ってからナイフで何度も刺し、遺体の写真を撮ってソーシャルメディア上の友人に送ったという。動機については黙秘を貫いており、なぜこのような凶行に及んだのかはわかっていない。
地元検事局は彼を成人として起訴することを検討しているという。