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米アラバマ州にあるスミス・ステーションの市長が3日、拳銃で自ら命を絶った。AL.comなどが報じている。

 

F.L.“ババ”・コープランド市長(62)は地元の教会の牧師も務める人望の厚い人物だったという。保守系ニュースサイト1819 Newsが、ウィッグをかぶってメイクをほどこし、女装した彼の写真を報じた2日後に亡くなっていた。NBC NEWSによると、市長は3日の午後5時1分に死亡が確認されたという。妻と息子、2人の娘、そして両親が残された。

 

1819Newsは、コープランド氏は’16年に市長に立候補。商工会議所を設立し、新しいビジネスを呼び込むことで町を発展させることを公約に掲げ、見事当選を果たしたと報じている。’19年、町は大規模な竜巻被害に見舞われたが、コープランド氏は優れたリーダシップを発揮し、速やかな復興へと導いた。視察に訪れたトランプ大統領(当時)とも面会し、スミス・ステーションという小さな町の名前を広く知らしめることに成功した。

 

また、フェニックス・シティ第一バプテスト教会の主任牧師としても活躍し、住民の心の拠り所となっていたという。

 

その一方でプライベートでは、ブリッティーニ・ブレア・サマーリンという偽名をつかい、トランス女性としてソーシャルメディアで活動していたという。1819 Newsによると、市長は”ぼっちゃりトランスジェンダー女性”を自称し、妻の服を着ては写真を撮ってInstagramでシェア。性的に際どい内容の文章も多数投稿していたそうだ。

 

アラバマ州選出のダグ・ジョーンズ前上院議員は自身のX(旧Twitter)に、「彼は善良な人物であり、壊滅的な竜巻に襲われた小さな町を導いた偉大な市長でした。彼の個人的な決断によって1819 Newsが彼をどのように扱ったかを考えると、とても悲しく非常に不快に思う。私たちは独善的な人々が最も大きな石を投げる傾向にあるような、意地が悪く辛辣な世界に生きている。1819 Newsがやったことが完璧な例でしょう」と、市長への追悼と1819 Newsへの批判を綴っている。

 

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出典元:

WEB女性自身

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