“頂き女子”による涙の最終陳述が物議を醸している。
11月29日、名古屋地裁で名古屋市中区の大学生・家田美空被告(21)の公判が結審した。起訴状によると、家田被告は3月から5月にかけて“頂き女子りりちゃん”こと渡邊真衣被告(25)が作成したマニュアルを使用して、マッチングアプリを通じて出会った男性2人から多額の現金をだまし取った罪に問われている。検察側は「人に気持ちにつけこんだ卑劣な犯行」として懲役4年6か月を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていた。
全国紙記者は言う。
「『最後に述べたいことはありますか』と裁判官から問われた家田被告は、最初は涙ながらに『今回やってしまったことには変わりはないし、言い訳をして情状酌量を求めるより、私がどう反省し、今回犯した罪に向き合ったかについて伝えたいと思います。まずは、被害者の方々に深くお詫びを申し上げます。マニュアルに沿ったことをやっただけで、犯罪をしている実感をもてませんでした』と神妙に話していたそうです」
被害者に謝ったものの、犯罪とは認識していなかったという家田被告。「好きでもないおじさんに毎日LINEし、お酒を飲み、勉強をして、くたくたでした」と当時の状況を振り返り、自身の今後については、「私はりりちゃんに救われたと思っていた。でも、りりちゃんの子供だましの“魔法”ではなく、公認会計士と弁護士になって女の子たちを助けたい」と語ったという。
そして被害者に対しては「直接謝罪したい」といい、前出の全国紙記者によれば、最後に驚愕の発言をしたというのだ。
「私は合コンをセッティングしてあげることはできませんが、どうして恋人ができないのかを教え、異性に嫌悪感を抱かれないよう、プロデュース、コンサル、支援をすれば、一助になると思っています。被害者の方々にしっかりとしたパートナーができれば傷は癒えていくと思いました」とーー。
最終陳述で“自分語り”をしたうえで、自らが騙した男性に対して、パートナーを作る方法を伝授するという驚きの救済案を提案した家田被告。SNS上では家田被告を非難する声が多くあがった。
《被害者感情を逆撫でしそう》
《反省の弁を述べてるようだけども、最期まで被害者を煽ってる様にしか思えんw》
《最後、被害者を煽っててロックすぎて草》
《この期に及んでどこまで世の中を舐めてんの?》