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「9年前に結婚した夫の李氏はシンガポールで海運企業を経営していて、その市場価値は6億新台湾ドル(約27億8千万円)だといわれています。夫の会社の倒産危機が報じられるなど、何度か“離婚寸前”と騒がれただけに、現地では『やっぱり…』という感想が多いです」(台湾在住ライター)

 

12月12日、ビビアン・スー(48)が夫の起業家・李雲峰氏(46)と離婚した。

 

「2人はSNSを通じて《私たちは最善を尽くしましたが、意見の相違を乗り越えることができなかった》と明かし《友好的な話し合いの末に結婚生活を終了することにした》とのメッセージを発表。《今後も家族を守っていくために、それぞれ親の役割に最善を尽くす》とつづっていました」(前出・台湾在住ライター)

 

ビビアンといえば、台湾テレビ局主催のコンテストでグランプリを受賞し、アイドルグループ「少女隊」のメンバーとしてデビュー。95年から日本に進出して、96年に『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)に出演。番組内の企画で結成した3人組の『ブラックビスケッツ』は国民的人気となり、98年には紅白にも出場した。

 

「ビビアンさんは13年に映画『結婚って、幸せですか THE MOVIE』を通じ、制作会社社長だった李氏と出会いました。李氏は当時バツイチで2人の娘さんがいましたが、14年6月に結婚。翌年、2人に長男が誕生しました。彼女は育児のため、芸能活動をしばらくセーブしていましたが、昨年からまた表舞台に徐々に出るようになりました」(前出・台湾在住ライター)

 

昨年12月に、日本でも『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』(日本テレビ系)に出演し、ブラックビスケッツの往年の名曲『Timing~タイミング~』と『スタミナ』を約20年ぶりに披露して話題に。このときにはすでに離婚を見据えていたのだろうか。

 

前出の台湾在住ライターは続ける。

 

「もともとビビアンさんは小学3年生のときに、父の借金が原因で両親が離婚。母親は借金を返すために日本で働き、姉は叔母にあずけられ、ビビアンさんは4歳年下の弟とともに父親と暮らすことになったのですが、彼女の人生で最もつらい時期だったそうです」

 

ビビアンはかつてインタビューで、その幼少期の苦難のエピソードをこう語っていた。

 

《普通の家庭にも向かないパパに、父子家庭の子育ては、やっぱり無理難題。2、3日帰ってこないこともあって、私と弟はしょうがないのでお醤油をかけただけの御飯を食べたりして、栄養失調寸前。ガリガリに痩せてしまいました》(『週刊読売』03年5月4・11日合併号)

 

そのため、急遽彼女の母が台湾に戻ってきて、母子4人で暮らすようになったという。

 

「彼女は親しい人にはよく『当時の過酷さを思い出せば、もう怖いものは何もない』と話していました。苦楽をともにした姉が、今は彼女のマネージャーを務めています」(前出・台湾在住ライター)

 

ビビアンの長男は8歳になる。くしくも両親が離婚したときと同じ年齢だ。今月19日には日本で再び音楽特番『HAPPYクリスマス おもちゃ屋MISIA2023』(日本テレビ系)に出演する。長男のためにも、本格再始動へこれが新たな“タイミング”になるかもしれない――。

出典元:

WEB女性自身

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