今月1日、堺雅人(50)が主演を務めた7月期のドラマ、日曜劇場『VIVANT』(TBS系)を、年末年始に第1話~最終話まで一挙放送すると発表。話題作だっただけに、SNSでは喜びの声が多く挙がった。
「別班/VIVANT」が「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるほど、近年のドラマのなかでもずば抜けて人気だった『VIVANT』だが、その他にも隠れた名作が! そこで本誌は20代以上の女性300人を対象にし、「もう一度見たい!」「見る価値がある」と感じた’23年ドラマについてアンケートを実施した。
3位は今期ドラマ『家政婦のミタゾノ』(日本テレビ系)。
松岡昌宏演じる、女装した家政夫のミタゾノさんが、派遣された家庭をのぞき見し、家族の問題まで解決するヒューマンドラマ。’16年の秋ドラマとしてスタートし、6シーズン目となる今期はゴールデン帯での放送となった人気作だ。
《馬鹿馬鹿しいけどクセになる》(60代女性/無職)《松岡くんの演技が面白い》(70代女性/専業主婦)と、ストーリーの面白さを評価する声が。
《家事の勉強にもなるしストーリーが悩まなくてもよく面白いから》(50代女性/専業主婦)《生活の知恵を知れるから》(20代女性/パート)と、ドラマを見ながら家事の知恵が身につく “一石二鳥感”も人気の秘訣だった。
2位も今期ドラマの『セクシー田中さん』(日本テレビ系)。
木南晴夏演じる地味なアラフォーOL・田中さんは、実はペルシャンレストランで踊るエキゾチックなベリーダンサー。そんな彼女のことが気になる年下の同僚・朱里(生見愛瑠)と、彼女たちを取り巻く人間模様を描くヒューマンドラマだ。
木南晴夏の地味なOL⇔ベリーダンス姿のギャップが魅力的だったようだ。《木南晴夏さんのベリーダンスに魅了されています》(50代女性/専業主婦)《ドレス姿がみなさんきれいで、何度でも見たいと思いました》(50代女性/パートアルバイト)《木南さんがスタイルがすばらしい》(60代女性/無職)
また、《女性が共感する場面がたくさんあったと思う。笑えるし泣かせるし、考えさせられる》(60代女性/無職)と、特に大人女性からの支持が多かった。
1位は『VIVANT』。1年を通して、トップを独走する形となった。
《ストーリーも俳優陣の演技もスケールも見応えがあり、年末特番にしてもらいたいくらい面白かったから》(20代女性/会社員)《民放のドラマのレベルじゃなかった。主役級の出演者揃いや、モンゴル撮影のスケールの大きさと、話の内容も面白く、展開も飽きさせない作品だった》(50代女性/パートアルバイト)《スケールの大きさと名優たちの演技の上手さの競演が面白かったから》(60代女性/専業主婦)と、“1話1億円”といわれる制作費に見合う満足感が得られたようだ。
随所にちりばめられた伏線に、SNSの“考察班”が夢中になったのも本作の特徴だった。《先の展開がどうなるのか読めなくて、期待感があるのと、推理をしながら見ることができ、ドキドキの展開が面白いため》(40代女性/パートアルバイト)
’24年の1月期ドラマも続々発表されている。『VIVANT』を超える人気作は果たして生まれるか――。