東京都心のエステ店から出てきたのは広末涼子(43)だった。6月にシェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不倫が報じられ、翌月にキャンドル・ジュン氏(49)と離婚。女優休業中でもあるが、エステでリフレッシュできたのか、ほほ笑みを浮かべていた。
スキャンダルが報じられ、イメージが低下したにもかかわらず彼女が自身の女優としての将来に危機感を覚えていないのには、理由があるという。
「週刊誌で芸能界の育ての親ともいえる所属事務所の社長を批判した広末さんですが、いまも社長とは頻繁に連絡を取り合っていると聞いています。
実は広末さんには復帰作のオファーが相次いでいるのです。テレビ局は、彼女を番組に起用することについてまだ慎重なため、映画製作関係者からの打診が多いようです。
しかし復帰第一作の役柄や成否は、その後の活動にも大きく影響しますので、広末さんとしても慎重になっていると聞いています」(芸能プロダクション関係者)
40代になっても透明感を感じさせる女優として評価が高かった広末。芸能界には、不倫発覚前の人気を回復できるかを疑問視する声もあるため、以前では考えられなかった思い切ったオファーもあるようだ。
映画関係者によれば、
「ヌードや露出の多い役柄などでのオファーもあるそうです。ある映像制作会社は、広末さんと19歳になる長男の共演を打診したと聞きました」
長男は離婚したデザイナーの元夫との間に生まれた。
「広末さんの長男はデザイナー男性によく似たイケメンと評判なのです。映像制作会社も、親子共演が実現すれば大きな話題を呼ぶことができると考えたのでしょう。
“親子役でなくてもかまわないので、ヒューマン系の映画で共演してもらいたい”と申し込んだのです。ギャラは高めだったそうですが、広末さん本人が“息子を使って、お金もうけをするほど私は落ちてはいない”と、一蹴したそうです。確かに広末さんは3人の子供たちのプライバシーを守ることを最優先してきました。また彼女自身も、女優復帰後の活躍には自信を持っているそうです」(前出・映画関係者)
オファーも多数で“女優復帰5秒前”ともいえる広末。だが所属事務所の社長は、復帰については1つの条件を出しているという。
「鳥羽氏はシェフとしての活動を再開していますが、広末さんとの関係については明言していません。所属事務所の社長は“鳥羽氏とキッパリ別れるのか、それとも再婚するのかをはっきりさせてからでないと、仕事に復帰させることはできない”と、広末さんに伝えているそうです」(前出・芸能プロダクション関係者)
鳥羽シェフとの関係は彼女の女優生命ともかかわり続けていた。