「何も言えない」
12月31日に生出演した『アッパレやってまーす!~土曜日です~』(MBSラジオ)で、極楽とんぼ・加藤浩次(54)の質問にこう返したのは、スピードワゴン・小沢一敬(50)。
小沢が“言えない”としたのは、当然12月27日発売の「週刊文春」で報じられたダウンタウン・松本人志(60)の性加害報道についてのことだ。記事によると、’15年に松本は東京・六本木の高級ホテルで行われた飲み会で、訪れた女性に対して“ゲーム”と称して性的な行為を迫ったと、被害を受けたという女性が告発。小沢は女性を集める“アテンド役”を務めていたという。
松本の所属事務所である吉本興業は報道に対し、声明を発表し、完全否定した上で、《法的措置を検討していく予定》と全面対決の姿勢。いっぽう、小沢の所属事務所であるホリプロコムは各メディアの問い合わせに対して、27日に「私どもからお話しすることはございません」と煮えきらない回答を見せた。
松本の“性加害報道”の真偽は現時点では定かではないが、小沢を取り巻く状況は少しずつ悪くなっているようだ。
1月3日放送の『言葉にできない、そんな夜。』(NHK Eテレ)のスペシャル番組で司会を務める予定だったが、2日に放送を見合わせることが発表された。見合わせの理由について、公式サイトでは「編成上の都合」としているが、今後の放送予定は「未定です」としている。
また奇しくも報道直前の12月20日、『アッパレやってまーす!水曜日』(MBSラジオ)でケンドーコバヤシ(51)が、小沢のことを「すげーいい人」と前置きした上で、主催する誕生日会について「誕生日会だけは行かん方がいいよ。なんか、芸能界の闇みたいな感じやから」と共演したアイドルに“忠告”していた。
さらに、3日に放送された今年で30回目を迎える『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP』(TBS系)に出演したことも波紋を呼んでいる。司会の明石家さんま(68)が52年ぶりに母校の中学校に凱旋し、悩める後輩たちの人生相談を受けるという企画。さんまとプレイベートでも親しいという小沢が、仕切り役として、甲斐甲斐しくロケを回していた。
ただ、小沢がさんまに凱旋を依頼しにいく企画冒頭部分では画面右下に「2023年11月30日」と収録した日付のテロップが出ており、松本の性加害報道前の収録であることが示されていた。それでも報道内容やケンドーコバヤシが暴露した誕生日会のことなどから、小沢の出演に“拒否反応”を示す視聴者が少なくないようだ。ネット上にはこんな声が並んだ。
《小沢にモザイクかけないと》
《小沢が胡散臭くて気持ち悪く見えるようになっちゃった、、》
《テレビにスピードワゴン小沢が出てきていやああああああああああ!!!!って絶叫しながらチャンネル変えた》
《さんまさんのめちゃくちゃ楽しみにしてたのに小沢いるから楽しめないわ。うまくカット出来なかったのかな?》
この“甘くない”状況を小沢は切り抜けることができるのか。