吉高由里子(35)が主演を務めるNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演中の黒木華(33)。藤原道長役の柄本佑(37)の正妻・源倫子が“ハマり役”だとSNSで話題になっている。
《黒木華さんが平安顔すぎて違和感なさすぎる》
《黒木華ちゃん、絵巻に描かれた女性そのもの。十二単似合いすぎ。まさに平安の姫様》
芸能関係者はこう明かす。
「黒木さんご本人も平安顔であることは自覚しているみたいですね。知人に『光る君へ』での好演を褒められたときに、『平安時代のお姫さまを演じるのは難しいけど、あの平安顔は一切役作りナシ!』と笑って話していたそうです」
そんな黒木はデビュー前に意外な仕事をしていた。
「大学生時代に京都のお化け屋敷で時給800円のバイトをしていたそうです。そのお化け屋敷は演技を勉強する学生たちの手作りで、黒木さんは白装束にロングヘア、青白いメイクを施した幽霊役に扮し、まるで貞子のようだと評判だったとか。
あるとき、番組のロケでチュートリアルの徳井さん(48)がそのお化け屋敷を訪れたそうです。徳井さんは血だらけのメイクで地面を這って現れた黒木さんのことがすごく印象に残ったらしく、その後、彼女が女優デビューした時に『あの幽霊の人だ!』とすぐに思い出したのだとか。数年後に番組で共演した際には『あの幽霊だけ他と違った』と話していました」(前出・芸能関係者)
幽霊役で身につけた役作りが、今後『光る君へ』でさらに生かされるかもしれないという。
「黒木さん演じる倫子は、今はまだ身分が低い主人公のまひろに対しても平等に接する優しい役どころですが、これから徐々に豹変していくそうです。黒木さん自身も《道長の出世に伴って、政治に巻き込まれて、倫子も変化せざるをえなくなると思います》(『NHK大河ドラマ・ガイド 光る君へ 前編』)と話しているので、この先、彼女の“恐怖”の演技が期待できるかもしれません」(前出・芸能関係者)
黒木の平安顔が恐ろしい表情に変わるとき、この役はさらなるハマり役になるだろう。