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3月中旬、都内の高級レストランから中居正広(51)が出てきた。『ぐるナイ30周年記念2時間スペシャル』(日本テレビ系)の企画「グルメチキンレースゴチになります!」の収録を終えて、笑顔を見せていた。’22年11月からの休養時にはやせ細っていた中居だが、現在は健康的な体形で、足どりは力強かったーー。

 

快復した中居について「仕事へのスタンスが変わってきた」と語るのは、芸能関係者。

 

「近年、打ち合わせではスタッフの意見に賛同するばかりでしたが、最近は勉強熱心で積極的にアイデアを出すようになったそうです。

 

また休養明けの時期は撮影をこなすので手いっぱいに見えましたが、今では手をたたいて、現場をもり立てているといいます」(芸能関係者)

 

変化のひとつが、冒頭の“ロケ解禁”のようだ。前出の芸能関係者が続ける。

 

「ここ数年、中居さんは自身のライフワークである野球に関する取材以外では、ロケの仕事を受けてきませんでした。

 

しかし今年2月に、親交の深かった『中居正広 ON & ON AIR』(ニッポン放送)のプロデューサーと、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のプロデューサーが立て続けに逝去。

 

休養中、深刻な病状であったこともあり、残された時間の大切さが身に染み、考えが変わったのではないでしょうか」

 

“現状維持”打破は、ロケ復帰にとどまらない。

 

「中居さんは’16年に映画出演して以来、俳優の仕事はしていませんが、ファンの望む声は根強いです。’22年の秋には日曜劇場作品への出演オファーも中居さんのもとに届いていました。

 

2月25日放送の『だれかtoなかい』(フジテレビ系)で、ダブルMCを務める二宮和也さん(40)との掛け合いのなか、『(裏番組にあたる)日曜劇場(出演)も……諦めてないからな!』と冗談を飛ばしていたことからも、中居さんの頭の中にはドラマ出演という選択肢があるのではないでしょうか」(映像制作関係者)

 

中居が“ゴチ”やドラマなどテレビにこだわるのには理由がーー。

 

「明るい話題の少ないテレビ界を自分が盛り上げていこうという思いがあると聞いています。

 

意欲的に活動している姿を見せることで、お世話になってきた人からのドラマを含めたオファーに対して、“自分が出演することがテレビのためになるのなら”と、引き受ける心づもりではないでしょうか」(前出・芸能関係者)

 

’23年12月、インタビューで、今年の漢字を聞かれ“歩”と答え、「少し前に止まった時期もありましたが、’23年は一歩踏み出すことができた年なので、この漢字を選びました」

 

と語っていた中居。“9年ぶりのドラマ出演”というさらなる一歩が待たれるーー。

 

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