豪華絢爛な晩餐会(写真:代表撮影/ロイター/アフロ) 画像を見る

英国をご訪問中の天皇皇后両陛下。6月25日の昼には、歓迎式典に出席された後、バッキンガム宮殿へとつながる大通り「ザ・マル」を馬車に乗ってパレードされた。沿道には観衆が詰めかけ、馬車が通ると大きな歓声が。両陛下はにこやかに手を振って応えられていた。

 

そして夜には、バッキンガム宮殿で開かれたチャールズ国王とカミラ王妃主催の晩餐会にご出席。陛下は、「ホワイトタイ」とよばれる燕尾服、雅子さまは白のローブデコルテ姿でティアラを着用されていた。

 

色とりどりの花や金色のカトラリーで飾られ、まさに豪華絢爛な様子となったバッキンガム宮殿の舞踏室。テーブルフラワーには宮殿やウィンザー城の庭園で育てられたバラやイロハモミジの枝が使用されていたという。また、英国王室のInstagramでは、皿の中央に桜のような花が飾られる様子も公開されており、日本への心遣いが随所に見られた。

 

晩餐会の冒頭、チャールズ国王は日本語で「英国にお帰りなさい」と切り出し、約10分間のスピーチを行った。

 

国王は日本と英国の親密なパートナーシップを強調し、世界情勢が困難に直面していることから、両国の関係がより強固になることへの期待を述べた。また、「今年50歳になるある人物についてお話しさせてください」として、ロンドン郊外で育った設定のハローキティに言及し、誕生日をお祝い。また、ポケモンの名セリフ、“全部ゲットだぜ!”を口にして、陛下もこれらのユーモアに笑顔を見せられていた。

 

国王がスピーチを「カンパイ!」と日本語で締めくくられると、「君が代」が演奏され、盃を交わされた。

 

続いて天皇陛下も英語でお言葉を述べられた。陛下は、「日英両国には、友好関係が損なわれた悲しむべき時期がありましたが、苦難のときを経た後に、私の祖父や父が女王陛下にお招きいただき天皇としてこの地を訪れた際の想いがいかばかりであったかと感慨深く思います」と、日英のこれまでの関係を振り返り、両国の友好親善のさらなる深化を願われた。

 

ネット上ではライブ配信も行われた晩餐会の様子。心のこもったもてなしの様子に、X上では驚きの声が上がっている。

 

《天皇陛下と皇后様、イギリスでの晩餐会での様子見てるけどすごいなぁ》
《これだけの素晴らしいおもてなし…もっとニュースで取り上げてください》
《国王「おかえりなさい」 なんと温かい言葉なんだろうか》
《イギリスの両陛下歓迎の晩餐会、ゴージャス〜!パレードも大勢の兵士に音楽隊に騎馬隊に、ザ・英国ですごいわ》
《雅子さまが晩餐会で本当にお綺麗でした このように丁寧におもてなし頂き日本国民の一人として感激です》

 

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出典元:

WEB女性自身

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