(撮影:木村 敦/Ajoite) 画像を見る

184cmの長身をいかし、モデルとしても活躍する若手俳優、野村康太(20)が『女性自身』に初登場。放送中の初主演ドラマ『その着せ替え人形は恋をする』(MBS毎日放送)で、雛人形の顔をつくる「頭師」を目指す高校生・五条新菜を好演している。

 

「新菜と僕は“気にしい”な性格が似ています。自分の言動で誰かを傷つけたらどうしようって、過剰に考えがちで。ただ僕は、新菜と違って、自分の好きなものは周りに布教したいタイプ。美容が大好きなんですけど、気に入ったスキンケアは、友達にガンガンすすめてます(笑)」

 

劇中、新菜の高校生活は、クラスの人気者のギャル・喜多川海夢との出会いで少しずつ変わっていく。ちなみに、自身はどんな高校生だった?

 

「バスケ部中心の生活でした。全国大会に出場した喜びは、今でも鮮明に覚えています。教室では1人でぼーっとしてることが多かったけど、寮生活はすごく楽しくて。休日にみんなで出かけたり、部屋に集まってゲームをしたり。寮の仲間とは、今でも頻繁に会うほど仲よしです!」

 

俳優デビューから3年足らずで、すでに話題作への出演が絶えない野村。しかし、人知れず挫折を味わったこともあったという。

 

「僕、役をプライベートにも引きずってしまうほうで。心身ともに削られた時期に、お芝居を純粋に楽しめなくなったんです。『俳優を辞めたい』とまで思い詰めていました。でも、父に『仕事をやりきってから考え直せ』と言われて。今は、俳優の道を選んでよかったと心から思えるので、あのとき踏みとどまって本当によかったです」

 

そんな野村が演技の道を志したのは、ある俳優の存在がきっかけだという。人生が変わった瞬間の話を、楽しそうに語ってくれた。

 

「高校生のとき、ドラマで見た菅田将暉さんの演技に圧倒されて。一瞬で『俳優になりたい!』と思ったんです。俳優は、誰かの人生に大きな影響を与えられる仕事。これからいろいろな作品で経験を積んで、僕もいつか、誰かにいい影響を与えられる存在になりたいです!」

 

【PROFILE】

’03年生まれ。’22年に俳優デビュー後、ドラマ『silent』や『夫の家庭を壊すまで』など話題作に続々出演。趣味は美容とサウナで、自身が思うチャームポイントはえくぼと泣きぼくろ。自宅では「サンタ」という愛猫に癒されているそう

 

(ヘアメーク:SUGA NAKATA〔GLEAM〕/ スタイリング:能城 匠)

 

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