「役者という仕事に誠意をもって対応したい。舞台もテレビもそれぞれ違うので、一つ一つやっていきたい。(俳優業を)長くやってきたので今の自分を変に守らず、挑戦していきたい」
11月4日、大阪市住之江区の住之江ボートレース場で開催されたトークショーに出演し、俳優復帰を宣言したのは成宮寛貴(42)。
『ブラッディ・マンデイ』(TBS系)や、『ハチミツとクローバー』(フジテレビ系)など人気作品に多数出演していた成宮は‘16年に芸能界を電撃引退。以降はアパレル事業などを手掛ける実業家として活動している。
成宮の8年ぶりの復帰にSNS上では《成宮寛貴復活まじか!好きな俳優だから嬉しい》《成宮俳優復帰は個人的に嬉しい》など喜びの声が多数あがっていた。
さらに《「相棒」にも出演してほしいなあ》など、‘12年から‘15年まで水谷豊(72)とタッグを組んでいた人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)への出演を期待する意見も。
これには理由があるようだ。芸能関係者が明かす。
「成宮さんが演じていた3代目相棒・甲斐享は‘15年の『相棒 season 13』最終回で、警察が対処できない犯罪者たちに対して、暴力を振るう違法行為を行っていたことが明らかになりました。そして逮捕され、成宮さんも番組を卒業しました。
ラストシーンで『愛想付きましたよね』とうなだれる甲斐に対して、水谷さん演じる杉下右京が、『しかるべき時がくれば、また会えますよ』と声をかけました。これに甲斐が『また……会ってもらえるんですか?』と反応すると、右京は『もちろん。二人はまだ途中じゃないですか。待っています』と再会を示唆。
逮捕されるという衝撃の結末でしたが、再会する未来が示唆されていたこともあり、成宮さんの『相棒』復帰を望む声が根強いのです」
成宮の俳優活動再開により、右京と甲斐の約束が果たされる日も近いはずだ――。