12月5日放送の「Abema Prime」で、俳優・岸谷五朗(60)と人気バンド「プリンセス・プリンセス」の岸谷香(57)を両親に持つ“芸能二世”であることを初告白したインフルエンサーの岸谷蘭丸(23)。
難関校である早稲田実業中等部を中退後、アメリカの高校を飛び級卒業し、欧州の名門大学に次々と合格したという蘭丸の“ハイスペック”ぶりが番組冒頭で紹介されると、Xでは異色の経歴と両親の名前に驚きの声が上がった。
《岸谷五朗さんとプリプリの岸谷香さんのお子さんだったとは、、ビックリ》
《こんなすごい経歴の人おる?笑岸谷五朗さんの息子、蘭丸さんまじで学歴すごい》
《岸谷五朗と奥居香の息子って知らなかったけど…言われてみればめっちゃ顔似てる!さらに頭まで良いって何事?》
自身のYouTubeチャンネル「ユノキ帝国」では大学受験や海外留学、ファッションなど幅広いトピックの動画を配信し、海外大学受験塾や留学情報のプラットフォームも運営している蘭丸。番組では日本と海外の“多様性”をめぐる見解も述べ、その内容がさらに注目を集めている。
発端となったのは、カナダの永住権を獲得し、現地に在住している俳優・大賀あずさ(36)と交わした議論。日本の社会には多様性がなく、学校や実社会では“こうすべき”“女性はこうあるべき”といった不文律が存在することに違和感を覚えていたと明かした大賀。続けて、海外に渡った理由について、カナダでは「自分が自分でいられる」としたうえで、日本では「上下関係があったり、“叱る文化”が一番ダメージ大きかった。学校でも、今はないかもしれないけど、私がいた会社ではあったりして」と説明した。
これに対し、海外生活が7年におよぶという蘭丸は「(海外では)叱るってあんまりないと思いますね。海外って先生と生徒が対等って見方があるし、就活も会社とこっちは対等だよねって」と同調しつつ、こう言い放った
「学校教育と仕事環境が合わなかっただけで、日本に多様性がないというのはマジで大嘘だと思います」
いっぽうの大賀は、「多様性は全然、他の国に比べたら日本はないですね。96パーセントが日本人なので、日本に住んでいる人は」と持論を展開。カナダやアメリカなど移民が多い国と比較して、日本は文化的・人種的な多様性がないとした。
しかし、蘭丸はこの主張に対してもこう指摘した。
「肌の色が違う人がいっぱい住んでいたら、それは多様性と言うんですか?人がいっぱいいるってだけで、多様性にはつながらない。たくさんの人種が住んでいるところで、争いってないのか、全員が全員を認め合ってるのか、そういう部分が多様性じゃないですか」
続けて、日本で好きな格好をして歩いても誰にも咎められないとした上で、「例えばアメリカで僕が髪が長い、メイクしてますとかだったら、あなたってゲイだよね?って押し付けがあると思います。それって多様性の真逆じゃないですか?」とも述べた。
“誰も何も言ってこない日本は多様性がある国”だと主張した蘭丸。ただ、大賀は故郷の福岡で、自分の派手な髪色に高齢者から“嫌な顔”をされたり、バスで隣を避けられた経験があるという。これに対し、蘭丸が「それはアメリカでいう福岡(地方)みたいなところだったら同じようなことも起こると思うんで。日本だからってわけではない気がしますね」と返すと、大賀も納得した様子だった。
両者のやり取りを切り抜いた動画がXで拡散されると、蘭丸の意見に“正論”と賛同する声が上がった。
《この蘭丸さんが岸谷五朗さんの息子さんなんだね。若い頃から留学して海外の大学に通われてたから、日本の良さも見えてくるところがあるんだろうな》
《岸谷蘭丸の方が、「多様性」の本質を理解している》
《たしかに、外国人沢山いるっていうだけで多様性にはならんな。強く同意》
《いいなー 岸谷蘭丸正論だなー これは俺の大好きなご両親の株も爆上げした》