11月8日にダウンタウン・松本人志(61)が文藝春秋などに対する損害賠償を求める訴えを取り下げてから1カ月が過ぎたが、松本の復帰計画は暗礁に乗り上げているという。
「12月10日に『第7回「大阪・関西万博催事検討会議」』が行われ、吉本興業の前会長である大崎洋氏も出席しました。その場で、『大阪・関西万博のアンバサダー』を務めるダウンタウンについて、こう言及したそうです。『松本君に関しては活動休止中なので、なかなか難しいんじゃないかな』と。
また、もともと松本さんが出演していたフジテレビ系の2つの番組『だれかtoなかい』(旧『まつもtoなかい』)、『ワイドナショー』が来年3月に終了すると報じられています」(芸能関係者)
早期の現場復帰を願って、訴えを取り下げたという松本。だがテレビ局なども、スポンサーや視聴者の拒否反応を見て、起用に二の足を踏んでいるという。
そんな状況のなか、11月下旬に本誌は浜田雅功(61)を目撃した。夜、都内のしゃぶしゃぶ店に現れたのは浜田のほか、ライセンス・井本貴史(46)、どりあんず・堤太輝(46)、天竺鼠・瀬下豊(45)、ゲラゲラ星人(33)ら、“浜田軍団”と呼ばれるメンバーたちだった。
もともと裁判の継続に、いちばん反対していたのは浜田だったという。吉本興業に近い芸能関係者は本誌にこう語る。
「浜田さんがいちばん松本さんの復帰を待ち望んでいるといっても過言ではありません。裁判中は、親しい後輩に『アイツはいつまで(裁判を)やってるんや』とボヤいていたそうです。そして訴え取り下げ後は、周囲の関係者たちに相方の復帰についてどうすべきか相談していると聞いています。
11月17日に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)は、『東京23区まっちゃんの店完全制覇』と題し、都内に存在する『まっちゃん』を名前に冠する飲食店をめぐるというものでした。冒頭、進行を務めたライセンスの藤原一裕と井本が『現在、ガキの使いは空前のまっちゃん不足。まっちゃんの店を巡ってまっちゃんを補給する』などと提案しています。浜田さん一派が、いかに松本さん復帰を望んでいるか伝わってきました」
では本誌が目撃した会合も、松本復帰案を話し合うものだったのか? 前出の芸能関係者が続ける。
「上下関係の強い芸人の世界では、先輩が後輩にご飯をご馳走するというしきたりが根づいていて、売れっ子芸人をリーダーに集まった“軍団”が多数存在します。
芸人だけでは食えない若手のうちはそうやって先輩のお世話になりながらも芸を盗み、次第にブレイクしていきます。しかし、浜田軍団の特徴は“吉本最弱軍団”とも称されるほどいまだに売れていないメンバーばかりなんです」
‘23年3月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、同じく軍団を抱えるFUJIWARA藤本敏史(53)から「浜田さんって、かわいがる後輩、売れないですよね」と指摘される場面があった。隣にいた松本も「これは有名」と同意するなか、浜田は「うちは最弱軍団ですから」と苦笑いで返していた。
この夜も松本救済のための熱い議論を交わしていたのかと思いきや、特に妙案も浮かばなかったのか会合は2時間ほどで終了。その後、場所を移すこともなく、あっさりと解散……。
相方のため、浜田が頭を悩ます日は続くのか。