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12月20日、木村拓哉(52)がバラエティ番組『それSnow Manにやらせて下さい3時間SP』(TBS系)に出演。事務所から独立せずに残り続ける理由を明かした。

 

この日、木村は同番組の人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」にサプライズで登場。マイケル・ジャクソンの『Beat It』に乗せて、キレキレのダンスを披露した。Snow Manのメンバーやほかの出演者たちは木村の出演を知らされていなかったようで、驚きの表情を見せていた。

 

スタジオのどよめきが収まらないなか、Snow Manのメンバーは外へ連れ出され、木村の運転する車で「東京ディズニーシー」へ向かうことに。車内ではメンバーたちから木村に対し、プライベートのことや演技論についてなど様々な疑問がぶつけられた。23年に所属事務所が「STARTO ENTERTAINMENT」となり独立したタレントが増えたことも話題となった。

 

そのなかでラウール(21)が、「事務所としてもいろいろ形は変われど、今同じ事務所でいられているじゃないですか。僕はそれがすごい心強くて、いつもすごい力になっているんですけど、自分が木村さんだったら事務所を辞める選択肢って視野に入りやすい選択肢ではあるかなと思っていて、そこを選択しない理由とかってあったりするんですか?」と突っ込んだ質問をした。

 

すると木村は、「自分のことを考えたら辞めたほうがいいのかもしれないけど、自分だけでできている仕事じゃない。ファンの人がいてくれて俺ら初めて成立してるじゃん」とファンのために独立をしなかったと告白。

 

そのうえで、「その人たちって、きっとそのときからの自分のことだったりとか、そのときからの僕らみたいな人間関係性っていうのも込みで気持ちを向けてくれてるんじゃないかなっていう風には思ってるから、そこかな」と所属事務所での先輩後輩関係なども含めた木村という存在を好きでいてくれる人のためであることを強調した。

 

「STARTO社の新社長に福田淳さんが就任したとき、所属タレントの中で一番に彼と話をしたのが木村さんだったそうです。その際、木村さんは福田さんのSTARTOを立て直すビジョンに共感し、高く評価したのだとか。そして、自分が事務所を支えるという決意を新たにし、後輩たちに対して共通のメッセージを送り、《変えなければいけないところと、継承していくべきところを明確にして世に伝えるべきだ》と意思表明したそうです。

 

木村さんのなかで旧ジャニーズでのタレント同士の関係性や、過去やってきた仕事というものは、ファンのために守って継承していくべきものなのでしょう。屋台骨である自分が独立してしまうと、彼が大事にしているものが崩れてしまうと考えているのかもしれません」(芸能ライター)

 

実は木村の「“仕事観”の一番の理解者は妻の工藤静香(54)」なのだと前出の芸能ライターは明かす。16年のSMAP解散騒動の際、木村一人が独立をしないことについて聞かれた工藤は、『FRIDAY』の取材にこう答えている。

 

《独立すれば現在、(事務所から)貰っているお給料より収入はよくなる。一時的にはね。だから、おカネが目的なら出るべきです。でも、仕事ってそういうものじゃないでしょう? 人と人のつながりで人間は生きている。私はそう思います。(他のメンバー)4人の方々がどうお考えなのか。それぞれの価値観の問題です》(『FRIDAY』16年9月16日号)

 

ファンやスタッフなど周囲の人々の力があって今の自分がある……というのが木村夫妻が共有する“トップアイドルの矜持”なのだろう。

 

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出典元:

WEB女性自身

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