画像を見る

「広告業界で圧倒的な人気を誇るのはやはり大谷翔平選手ですが、それに迫る勢いで注目度が高まっているのが鈴木亮平さんなんです」

 

こう語るのは広告代理店関係者。

 

’24年のCM起用社数タレントランキング(株式会社ビデオリサーチ調べ)で、3位となった鈴木亮平(41)。起用社数が11社だった’23年から、’24年はなんと18社に増加。存在感を発揮している。

 

「広告業界が重視するのは、清潔感や信頼感。大谷選手は野球一筋で誠実なイメージが持たれており、そうした条件を完璧に満たしています。

 

さらに近年の広告業界では、“賢さ”が求められる場合も多くなっています。そこで、芸能界一の“知性派俳優”である鈴木さんへの注目度が高まっているのです」(前出・広告代理店関係者)

 

名門・東京外国語大学を卒業し、英検1級を持つ鈴木。アメリカへの留学経験もあり、合格率30パーセントともいわれる難関の世界遺産検定1級も持つ。

 

「言うまでもなく俳優業も超一流。NHK大河ドラマ『西郷どん』(’18年)で主演を務め、近年も『TOKYO MER~走る緊急救命室~』シリーズなど、鈴木さんの主演作はヒットを連発しています。’25年7月クールの『日曜劇場』(TBS系)の主演の話もあると聞いています。

 

名実ともに日本を代表する俳優ですが、素顔はとにかく気さくです」(ドラマ関係者)

 

鈴木が人気を博す裏には、彼の下積み時代の経験があるようだ。

 

「大学卒業後、役者を一生の仕事にしようと決意して芸能事務所に履歴書を送ったものの、50社以上に断られたそう。芸能界に入ってからもなかなか日の目を見ず、不遇の時代を過ごしました。

 

苦労を重ねてきたからこそ、鈴木さんは現在でもスタッフに対しても礼儀正しく、現場で一緒にお弁当を食べることも。若手俳優には演技のアドバイスを欠かさず、“鈴木さんとまた一緒に仕事したい”と話す人は少なくありません」(前出・ドラマ関係者)

 

業界での需要が高まる要因はもうひとつ。

 

「’24年にヒットした主演映画『シティーハンター』では、鈴木さん自ら振り付けしたダンスを踊ったり、鈴木さんが考案した歌を歌ったりするシーンがありました。

 

俳優のなかには歌や踊りがNGという人もいます。しかし鈴木さんは“NGなし”で要望どおりになんでもやってくれるので、現場も感激しています」(前出・ドラマ関係者)

 

前出の広告代理店関係者は言う。

 

「鈴木さんのCM出演料は1本当たり年間契約で5千万円ほどなので、18社を合わせると年間10億円近く稼いでいるということになります。鈴木さんを起用したいという企業は今後も増えそうです」

 

かつて記者会見で「たまに『大谷選手に似ている』と言われます」と言って笑わせた鈴木。シティーハンターの次はCMハンターとなり、大谷を追う!

 

次ページ >【写真あり】『下剋上球児』ロケでエキストラに自ら挨拶に行く鈴木亮平

【関連画像】

関連カテゴリー: