4月上旬、カジュアルな装いで通学されていた悠仁さま(写真:読者提供) 画像を見る

パーカにリュック、そして右手にはスマホ……。入学式とは打って変わり、カジュアルな装いで通学される悠仁さまのお姿が目撃されたのは4月上旬。

 

皇室担当記者はこう語る。

 

「4月5日の筑波大学入学式の翌週には、新入生のためのオリエンテーションが行われ、悠仁さまも大学生活への意欲を高められているそうです」

 

入学式では、悠仁さまが周囲の新入生たちと歓談されるご様子も報じられ、話題を集めた。

 

宮内庁関係者によれば、

 

「近年では皇室の方々の入学式の会場内で取材が設定されることはありませんでした。

 

今回の設定は皇嗣職と筑波大学の思惑が合致したことにより、実現したものと思われます。悠仁さまのリラックスしたご表情に、親しみやすいと感じた国民も多いのではないでしょうか。

 

しかし隣席に座った学生が“たまたま知り合いだった”ということは、皇室の方々についてはありえないことです。

 

おそらく大学、皇宮警察、皇嗣職が情報をすり合わせて、筑波大学附属高等学校(以下、筑附)時代の同級生など特定の新入生らが座るように“演出”したものと思います。今後も皇嗣職と大学が主導して“悠仁さまアピール”を続けていくことになるのでしょう」

 

“悠仁さまシフト”を本格始動させた筑波大学。学生たちに《一部の建物への入構方法変更について》という見出しのメッセージが送られてきたのは、4月11日夕方のことだった。

 

《本学リスク・安全管理課より、本学のセキュリティ確保の観点から、令和7年4月より、一部の建物(第二エリア内の入構制限を実施する建物)において、入構時に学生証・職員証を提示することになりました。ついては、学内移動をする際には、学生証の携行をするようにしてください》

 

このメッセージについて、筑波大学の関係者は、

 

「対象となっているのは、悠仁さまが学ばれる生命環境学群生物学類が入っている建物です。いまキャンパス内では、以前はいなかった茨城県警の警察官たちが警戒にあたっており、“不審者”に声がけをしています。

 

その際に、学生証の提示などを求めているのです。そのいっぽうで、皇宮警察のSPは悠仁さまのすぐお近くではなく、10mほど距離をとって警護にあたっているようです」

 

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