山尾志桜里元衆院議員(50)の公認取り消しをめぐる騒動に揺れている国民民主党。同党では7月の参院選で、山尾氏を比例代表で擁立することが発表されていた。
しかし、山尾氏には弁護士・倉持麟太郎氏(42)との不倫疑惑や議員パスの不正利用問題などが報じられており、擁立に反発する声も高まっていた。6月10日に出馬会見が実施されたが、山尾氏の質疑応答での答弁にも批判が集まったことから、同党は翌日に山尾氏の公認見送りを決断。
その理由について、同党の玉木雄一郎代表(56)は12日早朝に更新したXで、こう記していた。
《現時点で、有権者をはじめ、党内外からの理解と信頼を十分に得られているとは言い難く、最終的に正式な公認への移行を見送ることとしました》
前代未聞の決断を下した玉木氏だが、山尾氏の公認取り消しをきっかけに自身の不倫報道も蒸し返されてしまうことに。
Xでは、《少し期待していた政党だけにグラドル事件からの凋落は残念でなりません》《自分が山尾志桜里にオファーを出したのに、玉木は酷いヤツだ。元グラドルとの不倫と一緒だね》と辛辣な声が上がっている。
昨年11月11日に「Smart FLASH」で元グラビアアイドル・小泉みゆき(40)との不倫疑惑が報じられた玉木氏。同日午前に開いた緊急記者会見で「おおむね事実です」と報道を認めて謝罪した後、同党の倫理委員会の調査によって3カ月の役職停止処分が下されていた。
いっぽう不倫相手として報じられた小泉は、突如としてSNSのアカウントが削除されるなど、しばらく表舞台から姿を消すことに。
「小泉さんはかつて芸能事務所に所属し、女優やレースクイーンなども経験していました。抜群のプロポーションの持ち主で、過去には写真集も発表しています。不倫疑惑が報じられるまでは、地元である香川県・高松市の観光大使としても活動し、SNSを通じて地元の魅力を発信していました。しかし報道をきっかけに発信手段を絶ってしまい、ファンの間で心配する声が広がっていたのです」(スポーツ紙記者)
雲隠れ状態となってしまったことから、メディアでも大きく注目を集めたのは高松市観光大使としての進退だった。
不倫疑惑が報じられた4日後、高松市役所・観光交流課の担当者は本誌の取材に、「(小泉とは)事実関係も含めて確認が取れていない状況」と説明していた。また、このとき、市役所への問い合わせは「200件を超えている」とのことだった。
同市によれば、小泉に観光大使を委嘱したのは’19年12月のこと。報酬の発生しない“ボランティア”という位置付けで、同市からイベントなどに出演依頼をするといったことはなく、あくまでも“個人活動として高松市をPRする”という形態だった。
当時、解嘱の可能性があるかどうかについて尋ねたところ、「まだ検討をしていないので何とも言えませんが、解嘱自体はあり得ると思います」との返答があった。
