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子ども食堂でケーキを振る舞ってもらう様子が物議を醸している自民党の茂木敏充前幹事長(69)。総裁選に名乗りを上げているが、世論は芳しくない。

 

発端は21日、茂木氏が東京・江戸川区の子ども食堂を視察したことだった。現地でカレーを振る舞われ、施設の運営者や子どもたちとともに食べていた茂木氏。子ども食堂の運営者と意見交換をしていると、突然バースデーソングの合唱が。すると、2人の少女がホールケーキを茂木氏の前に置いた――。実はこれ、10月7日に70歳の誕生日を迎える茂木氏への“サプライズ”だったのだ。

 

「ハッピーバースデー ディア茂木さん」という掛け声に合わせて子どもたちが手を叩く。茂木氏は“まさか”と驚くような表情を浮かべつつ、「ありがとうございます」と笑ってケーキの上のロウソクの火を吹き消していた。

 

「茂木氏はXで《子どもたちにも楽しく、迎え入れていただき、少し早いですが、私の誕生日会まで開いていただきました》と喜びを伝えていました。しかし、子ども食堂とは基本的に、貧困やネグレクトなどさまざまな事情を抱えた子どもたちのために、無償や安価な価格で食事を提供する施設です。費用を切り詰めている場合が多く、この日も意見交換の際、運営者が『物価高で食事を確保するのが大変』と窮状を訴える場面がありました。

 

政治家はたびたび子ども食堂を表敬訪問しますが、その度に“子ども食堂がない世の中を作るのが政治家の仕事ではないのか”という批判が必ずと言っていいほど起こります。ましてや、ケーキを振る舞われて喜ぶなんて前代未聞です。誕生日のお祝いは施設側の厚意だったのかもしれませんが、Xでは《怒り通り越して、呆れ》などの非難が殺到しています」(全国紙記者)

 

そんななか、“ある女性シンガー”も茂木氏を痛烈批判した。その歌手とは、柴田淳(48)だ。

 

柴田は22日、子ども食堂でケーキを振る舞われる茂木氏の動画を紹介した投稿をXで引用すると、《いや、あり得ないだろ》と一刀両断。続けて《良く笑顔でこども食堂に顔出せるなと思う。更に自分がこども達にサプライズでケーキを出すのではなく、ケーキを出される?》と厳しく指摘すると、頭から煙が出ている絵文字とともにこう綴った。

 

《どこまでズレまくってるんだろう》

 

その後一旦、《こども食堂って学童保育所とは違いますよ 貧困ですよ 政策の失敗ですよ 苦しい経済の縮図ですよ 何しに行った?》といい、投稿を結んだ柴田。しかしまだまだ言い足りないようで、5時間後にこう投稿した。

 

《普通こども食堂に行くなら、どっさり食べ物持って行くのが筋じゃないの?》

 

柴田の投稿は支持されているようで、特に2つ目の投稿は6.8万もの“いいね”と280万ものインプレッションを記録している。茂木氏は、のんきに誕生日を喜んでいる場合ではなさそうだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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