11月26日、元TOKIOの国分太一(51)が代理人の菰田優弁護士とともに都内で記者会見をおこなった。
今年6月、日本テレビが“コンプライアンス上の問題行為”を理由にバラエティ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)からの国分の降板を発表。その後、国分は芸能活動を休止しており、公の場に姿を見せたのは約5カ月ぶりであった。
今回の会見で国分は、降板までの日本テレビの対応について日弁連に人権救済の申し立てを行ったことを報告。
さらに、「30年続いた『鉄腕!DASH!!』からの突然の降板。自身の活動休止。TOKIOの解散、苦楽をともにしてきた3人で作った会社の廃業。TOKIO-BAの閉園。数日間の間で全てを失いました」と、番組降板後に起きた出来事を振り返っていた。
長きにわたり、TOKIOを代表するテレビ番組であった『ザ!鉄腕!DASH!!』。国分の降板後も、高視聴率をキープしているが――。
「年末年始の番組編成には各局が力を入れますが、日本テレビで長年“元日の顔”ともなっていたのが『鉄腕DASH』です。’11年から’23年まで特番で元日夜に放送されていました。
しかし、’23年9月に明るみになったジャニーズ事務所創業者による性加害問題が影響したのか、’24年元日の番組編成からは外れることに。そして’25年は元旦ではなく1月5日に放送されました。
今回の国分さんの一件が“トドメ”となったのでしょう。’26年の来年元日の編成にも入っていないそうです。元旦の枠を取り返すことは今後ないのでは」(芸能関係者)
元旦の特番はSTARTO社の後輩に譲る形となったようだ、と前出の芸能関係者は言う。
「’26年の元日の夜はSixTONESの冠番組『Golden SixTONES』、timeleszの冠番組『timeleszファミリア』などが日本テレビで放送されると聞いています。’25年の元旦には『Golden SixTONES』の前身番組が放送されており、SixTONESにとって2年連続となります。最近、日本テレビはSixTONESを推しており、“世代交代”といえるのでは」
『Golden SixTONES』は放送開始前から大きな期待を背負っていた。3月に行われた改編説明会では、『Golden SixTONES』が4月から日曜夜9時の枠でスタートするにあたり、コンテンツ戦略局総合編成センター部長・江成真二氏が、「SixTONESの6人には大暴れしていただいて、最強の日曜日を作っていただきたい」とコメント。
続けて、「バラエティの能力の高さに期待している。他局にも非常に強い番組であるのは分かっている中で、SixTONESで戦えると判断した。ここから10年、20年、日本テレビの未来を背負ってくれる彼らに託そうと思った。SixTONESにさらに国民的スターになっていただきたい」と話していた。
「日テレの日曜夜といえば、長らく『鉄腕DASH』(19時~)、『世界の果てまでイッテQ!』(20時~)、『行列のできる法律相談所』(21時~)といった3番組が軒並み高視聴率を獲得し、日テレの最強布陣とも言われてきました。
そんななか、23年続いた『行列のできる法律相談所』に代わってスタートしたのが『Golden SixTONES』です。裏番組にはTBSの看板ドラマ枠・日曜劇場という“強敵”がいる中での抜擢でした。
日テレはドラマでもSixTONESのメンバーをよく起用していて、来年1月クールに放送される篠原涼子さん(52)の主演ドラマにジェシーさん(29)がメインキャストとして出演します」(テレビ局関係者)
日本テレビの元旦の顔は、TOKIOから後輩・SixTONESに交代したようだ――。
画像ページ >【写真あり】日本テレビの元旦の顔としてTOKIOから交代する後輩グループ(他15枚)
