雅子さま(写真:JMPA・2024年7月18日) 画像を見る

《この大会を契機として、障害のある方々に対する社会の理解と協力が更に広がり、障害の有無にかかわらず、お互いを尊重し、協力し合う共生社会が形作られていくことを願っています。その意味でも、秋篠宮皇嗣妃殿下や佳子内親王殿下のこれまでの手話への取り組みにも敬意を表したいと思います》

 

12月9日に62歳を迎えられた雅子さま。お誕生日に合わせて、戦後80年にあたるこの1年を振り返ってのご感想を文書で公表された。11月に4年に一度行われる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の水泳競技を天皇ご一家で観戦されたことを振り返り、冒頭のようにつづられていた。

 

紀子さま、そして佳子さまへの“リスペクト”を示された一節に、皇室担当記者は驚きをもってこう語る。

 

「例年のお誕生日に際してのご感想では、主に天皇陛下や上皇ご夫妻への感謝のお気持ち、愛子さまのご成長についてふれられてきましたし、お誕生日や成年といった節目を迎えた皇族方に関するケースはこれまでもよくありました。

 

しかし、他の宮家の具体的なご活動についての言及は非常にめずらしいことだと感じました。紀子さまと佳子さまの手話への取り組み、聴覚障害者への支援というご活動に対して“敬意”というお言葉を用いて称えられるのは、雅子さまがお二方へ対して特別な感謝のお気持ちを抱かれているからなのかもしれません」

 

ご感想の文書にこうしたメッセージを秘められるうえで、雅子さまは全力をもって臨まれてきた。例年、ギリギリまで推敲を重ねられることが知られている。宮内庁関係者はこう話す。
「宮内記者会に対して初めに公表される形となりますが、今回もお誕生日前日に内容が示される形となりました。それは皇后というお立場上、ご自身のお言葉が与える影響を考慮されてのことで、“手を抜く”ということはお考えになれないからだとお見受けしています。

 

今回は皇室の方々にもいつも以上に丁寧に気を配られているところに、皇后としてのご覚悟をいっそう強く抱かれるようになったと感じています。今後もご体調を整えながらお務めに臨み、ご活躍の幅を広げていかれることでしょう」

 

雅子さまの輝きはさらに増していくことだろう――。

 

画像ページ >【写真あり】62歳のお誕生日に公表された雅子さまのご近影(他4枚)

出典元:

WEB女性自身

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