横山裕(写真:本誌写真部) 画像を見る

《12月11日午後、当該番組のロケにおいて、SUPER EIGHTの横山裕さんが「右肋骨骨折、腰椎捻挫」で全治2カ月のケガをされました》

 

12月12日、番組公式サイトでこう発表したのはフジテレビ系の人気バラエティ番組『ドッキリGP』。発表によると、横山は同番組のロケで回転台の上に乗るゲームを収録している際にケガを負ったという。今回のことを横山本人ならびに関係者にお詫びした上で、《今後は番組制作上の安全管理をより一層徹底してまいります》としていた。

 

全治2カ月という大ケガからの一日でも早い回復を祈るばかりだが、横山は来年1月スタートの連続ドラマ『元科捜研の主婦』(テレビ東京)に主要キャストとして出演予定で、その撮影や放送への影響も指摘されており、仕事への影響も必至だ。

 

こうした番組制作中に出演者やスタッフがケガを負うニュースはしばし起こるが、X上では『ドッキリGP』に他の番組以上に厳しい声が寄せられている。

 

《フジテレビ「ドッキリGP」はどれだけケガ人出しても学習しないね。 やり過ぎてて引くレベルの企画多いと思う》
《何回けが人だしたら済むの? 危険なことさせないでください!面白い事ではなく、安全第一に考えないのですか? ほんと色々疑問だわ》
《ドッキリGPは何回怪我人出すんだよ…》
《ドッキリGPって何回人に怪我させるんだろうねだからあんま好きじゃないんだよ、、》

 

というのも、同番組はここ1年の間に大きな騒動をいくつか起こしている。

 

昨年11月5日に行なわれた同番組のロケ中にお笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司が肋骨を折るケガを負ったことを翌日発表。番組ではおなじみのクマのぬいぐるみから突如液体をかけられるというドッキリの際、山本は液体を避けるために転倒し、骨折を負ったという。

 

今年8月には人気芸人のやす子も巻き込まれた。

 

「8月2日放送回で、坂上忍さんの愛犬をやす子さんが預かるも、スタッフのせいで犬が逃げてしまいみんなで大捜索するという企画を放送。犬に逃げられたやす子さんは呆然となり、必死になって探すのですが、なかなか見つからず徐々に苛立ちを隠せなくなって、スタッフを問い詰めたり、関係ないおじいさんが盗んだと決めつけるといった怒りをあらわにする行動を取ってしまいます。その結果、これまで“いい人”のイメージが強かったやす子さんの“素が出た”としてネットでは炎上してしまうことに。

 

しかし、そもそものドッキリの内容を考えると、やす子さんが焦ることに理解を示す人も少なくなく、番組の企画の妥当性を問う声もありました」(スポーツ紙記者)

 

たびたびトラブルが取り沙汰される『ドッキリGP』について、あるテレビ局関係者は言う。

 

「コンプライアンスがどんどん厳しくなっていますが、事故や騒動が起こったことだけを持ち出して“ドッキリ”そのものが悪ということではありません。時代の流れに適応して、企画や安全管理の基準を合わせていけばいい話。ドッキリを扱うことが多い『水曜日のダウンタウン』(TBS系)も波紋を呼ぶことはあれど、ドッキリをやりながら今もトップクラスの人気を維持しています。

 

そういう点で『ドッキリGP』は、騒動が起こる頻度が多く、スパンも短いため、どうしても視聴者からしたら“あまり反省していないのでは”と思われてしまうのではないでしょうか」

 

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出典元:

WEB女性自身

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