国分太一と松岡昌宏(写真:本誌写真部) 画像を見る

“蜜月”ともいえた関係が、こじれにこじれている。日本テレビと元TOKIOの間で起きている問題だ――。

 

21日、漫才師の日本一を決める冬の風物詩となった番組『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)の“裏”で放送された日本テレビ系の『ザ!鉄腕!DASH!!』(以下『鉄腕ダッシュ』)。

 

「同番組の内容は『視聴者が食べてみたいDASHグルメ一挙50連発!』というもの。特別企画と銘打ったものでしたが、何のことはない過去に放送されたVTRの総集編でしたね」(スポーツ紙記者)

 

当然と言うべきか、過去のVTRにも同番組の“主役”である元TOKIOの面々は城島茂さん(55)と松岡昌宏さん(48)しか登場しなかった。すると、X上には、

 

《3人の痕跡がことごとく消されててなんなの……》
《本当に好きな番組だったんだけど、今や見てても辛い気持ちの方が勝るだけになってしまった》

 

などと、“見ていられない”といった視聴者の声が散見されることに。

 

発端は、6月に行われた日本テレビの福田博之社長(64)による緊急会見。元TOKIOの国分太一(51)の『鉄腕ダッシュ』からの降板が発表されたのだ。

 

「理由は“重大なコンプライアンス違反”だったのですが、違反の内容は被害者の“プライバシー保護”の観点から、会見では一切明かされませんでした。4カ月間の沈黙のあと、10月に国分さん側が番組を降板させた日テレの対応に瑕疵(かし)があったとして日弁連に人権救済の申し立てをしたんです。

 

11月には国分さん本人が会見を開き、コンプラ違反の内容について“答え合わせをしたい”と主張するも、日テレの福田社長は“答え合わせするまでもないと考えている”と拒否。両者の言い分は平行線のままですね」(前出・スポーツ紙記者)

 

「日テレは終わり方を悩んでいるのかもしれない」と話すのは、テレビ局関係者だ。潮目が変わったのは、松岡が国分に“加勢”したこと。

 

「松岡さんが週刊文春と週刊新潮の取材に応じ、日テレへの感謝を述べつつも、日テレへの不満をブチまけたんです。日テレ側の今回の対応もコンプライアンス違反ではないのかという踏み込んだ発言もあり、この記事で世間の風向きが一気に変わりましたよね」(前出・テレビ局関係者)

 

残る元TOKIO2人のうちの1人が日テレの対応に異を唱えた時点で、『鉄腕ダッシュ』の存続はすでに詰んでいると言えるだろう。そんななか、日テレと城島の“亀裂”が報じられる。

 

「週刊新潮によると、城島さんが参加する『鉄腕ダッシュ』のロケ地に日テレの制作局幹部が謝罪をしたいとアポなしで現れたといいます。日テレ側はロケ前日に城島さんに一連の騒動の説明と謝罪の意を伝えていましたが、城島さん側は“ロケに集中したい”と拒否をしていたそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 

その後、Smart Flashの取材に日テレは城島の“アポなし”謝罪報道について「事実誤認が多く含まれている」「『鉄腕ダッシュ』終了の予定はない」と答えているのだが、

 

「日テレと城島さんの間に何かしらあったことは間違いないでしょうね。日テレにとって城島さんがキーマンだったのに……」

 

と、嘆くのは前出のテレビ局関係者だ。

 

「さすがに元TOKIOゼロで『鉄腕ダッシュ』を締めくくることはできないですよね。格好がつかないですから。終わらせるためにも、日テレは城島さんとの関係は良好でなくてはならなかったはずなんですが……」(前出・テレビ局関係者)

 

『鉄腕ダッシュ』の存続は視聴者にとっても、日テレにとっても“地獄”となっているのかもしれない。

 

画像ページ >【写真あり】国分が裏の顔を隠して訪れていた場所(他13枚)

出典元:

WEB女性自身

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