仲野太賀と池松壮亮(写真:本誌写真部) 画像を見る

「仲野さんは『豊臣兄弟!』の主演が決まった直後、織田信長役として共演する小栗さんに助言してもらうため連絡をして、食事会が開催されたと聞きました。小栗さんは今作が10度目の大河。『鎌倉殿の13人』(’22年)では主演を務めています。仲野さんから大河の座長としての心得を聞かれた小栗さんは『スタッフを信じて楽しんで演じることだ』と伝えたといいます」(制作関係者)

 

主演・仲野太賀(32)が豊臣秀吉の弟・秀長(小一郎)を演じている大河ドラマ『豊臣兄弟!』。民放では主演のギャラが最も高いのが一般的だが、NHKには独自のギャラ相場がある。

 

「現在の人気を基準に出演料が決められる民放ドラマとは異なり、NHKの出演料は主に、それまでのキャリアと、NHK番組への出演歴という“貢献度”で定められています。細かくランク分けされ、年に1回、更新されます。

 

NHKの出演料は民放と比較して今も変わらず安いです。過去の出演実績が重視されるので、主演より出演料の高い脇役がいることも少なくありません。大河では一般的に1話30万円が“大台”とされています」(前出・制作関係者)

 

主要キャストの今作の推定出演料に関して、複数の関係者に取材したところ、天下を獲ったのは、松永久秀役の竹中直人(69)で60万円だった。

 

「今回、豊臣秀吉・秀長兄弟を描くにあたり、戦国時代の重厚感を出すため真っ先にキャスティングされたのが竹中さんでした。大河の竹中さんといえば、主演作『秀吉』(’96年)があまりにも有名。『軍師官兵衛』(’14年)でも秀吉役でした。今回は『青天を衝け』(’21年)以来、4度目の大河となります」(NHK関係者)

 

仲野は今作で6度目の大河出演だが、主演となると撮影期間は1年以上におよび、相当のプレッシャーがかかるという。

 

「そこで、主演経験者を節目節目に起用することが多いのです。主役の役者さんが困ったときに助け船を出したり、現場をこまやかな視点でフォローしていただけるんですね。竹中さんはムードメーカーでもあるので、今回の座組には不可欠でした。竹中さんが出演決定時に《やったぁ! また大河ドラマに出演出来る! 嬉しいな!》とあえて軽妙なコメントを出したのも、初共演となる仲野さんを緊張させないようにする配慮だったと聞いています」(前出・NHK関係者)

 

次ページ >宮﨑あおいが“格”の担保に不可欠な理由

【関連画像】

関連カテゴリー: