美結容疑者のものと思われるTikTokより 画像を見る

栃木県・上三川(かみのかわ)町の住宅で、住人の富山英子さん(69)が殺害された事件は、単なる強盗殺人では終わらなかった。捜査関係者の間では、事件の背後に「匿名・流動型犯罪グループ」、いわゆる“闇バイト組織”の存在が取り沙汰されている。

 

その中心人物として逮捕されたのが、竹前海斗容疑者(28)と妻の美結容疑者(25)。若い夫婦はなぜ、凄惨な事件へと足を踏み入れたのか――。

 

「海斗さんが過去に逮捕されたことを、みゆんは知っていました。ただ、彼女は『向こうに騙された』と話していて、そこまで深刻には受け止めていない様子でした」

 

そう証言するのは、美結容疑者と親交のあったファッション系インフルエンサーの女性だ。この知人女性が、「みゆん」と呼ぶ美結容疑者の素顔をこう語った。

 

ここで触れた、海斗容疑者の「過去の逮捕」があったのは、2021年9月のことだ。海斗容疑者は、わいせつ誘拐と神奈川県青少年保護育成条例違反で逮捕され、翌月に不起訴処分を受けた。その後、栃木を離れ上京。都内で水商売関連の仕事に就いていたという。

 

一方、美結容疑者は長野県内の進学校から、神奈川県の有名私大へ進学。ダンスサークルに所属し、華やかな学生生活を送っていた。2人が出会ったのは、港区のクラブだった。前出の知人女性が続ける。

 

「みゆんは、いわゆる“大学デビュー”タイプでした。地方出身で、とにかく都会のキラキラした生活に憧れていた。ヒップホップ系のダンスサークルに入ってからは、港区のクラブに頻繁に出入りしていました」

 

幼少期からクラシックバレエを習っていた美結容疑者は、ダンスの実力も高く、スクールで講師も務めていたという。

 

「ただ、周囲のノリに流されやすいところがあった。マッチングアプリやクラブで知り合った“悪そうな男”とも、抵抗なく付き合ってしまうタイプでした。周りが心配して注意をしても、『これって、普通のことでしょ』と、意に介してない様子でした」(前出・知人女性)

 

海斗容疑者も、その“悪そうな男”の一人だったということか――。2人は結婚し、昨年10月には女児も誕生。しかし生活は長く続かなかった。

 

海斗容疑者は、勤務先の水商売店で金銭トラブルを起こして離職。家計は急速に悪化していったという。

 

「退職理由は、海斗さんが店の客に借りたお金を返さなかったことが原因だとも聞きました。当時は店でも責任者のような立ち位置だったのですが……。

 

以降は、横浜に引っ越したと聞いていました。一度だけ、港北ニュータウンのカフェで会ったことがあります。みゆんは本当に子供が好きで、娘さんをとても可愛がっていた。スクールでも、他の講師が敬遠する子供クラスを受け持っていました。自業自得とはいえ、事件で子供と離れ離れになるのは、本当に気の毒です」

 

そう語る知人の表情は曇る。だが、事件前には計画的な犯行を伺わせる不可解な動きも相次いでいた。

 

4月上旬には、富山さんの次男宅で窃盗事件が発生。貴金属に加え、富山さん宅に関する情報も盗まれていた。さらに4月中旬以降、自宅周辺では不審車両や不審者の目撃が続出。事件の1週間前には、盗難車両のナンバーを付けた車に乗っていた40代男が盗品保管容疑で逮捕されている。

 

「逮捕された男は“闇バイト”に応募していたとみられ、竹前夫妻と違い、実行役だった可能性が高い。さらに竹前容疑者らは、その男が逮捕された後も、脅迫的な言葉まで使って高校生らに襲撃を指示していたとされています」(大手紙社会部記者)

 

現在、竹前容疑者夫妻のさらに上に“指示役”が存在するとみて捜査が進んでいる。地方から都会へ。さらに、クラブ、SNS、華やかな交友関係――。美結容疑者は“キラキラした生活”を追い求めていたのかもしれないが、その先に待っていたのは、幼い娘と引き裂かれる現実と、強盗殺人事件の容疑者という烙印だった。

 

“港区カルチャー”への憧れと、“闇バイト”というギャップ。その危うい接点が、一人の高齢女性の命を奪う事件へとつながったのだろうか。

 

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出典元:

WEB女性自身

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