(写真:GF days / PIXTA) 画像を見る

《女学生の青春がキュンキュンしてこんな世界もあるんだ…と、夢を見させてもらった》

 

そんな声が今も寄せられるのが、少女小説レーベル「集英社コバルト文庫」だ。1976年の創刊から今年で50周年。等身大の女の子たちを生き生きとしたタッチで描き、80年代から90年代にかけて多くの女子中高生を夢中にさせた。

 

80年代の黄金期を支えたのは、“コバルト四天王”とも呼ばれた氷室冴子さん、久美沙織さん、田中雅美さん、正本ノンさん。さらに新井素子さんや赤川次郎さん、夢枕獏さんら人気作家も名を連ね、後に直木賞作家となる唯川恵さん、山本文緒さん、角田光代さんらも作品を発表していた。

 

そこで今回本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、40~70歳の女性400人を対象に「思い出に残る『コバルト文庫』作品」についてアンケート調査を実施した。

 

第3位は赤川次郎さんの『幽霊から愛をこめて』。

 

高校一年の大宅令子は、編入先の全寮制山水学園へ向かっていた。同行する父は警視庁捜査一課の警部。道中、昨夜起きた殺人事件の話を知る。なんと学園の女子生徒が寮へ戻るところを殺されたという。直前まで被害者と一緒にいた同級生は「白い幽霊をみた」と話していた。事件に首を突っ込みたくなるタチの令子は、真相を探り始める。

 

《ハラハラドキドキがこちらにも伝わってくるようなテンポの良さも好きです。初めて読んだ当時中学生だったのですが、いろんなミステリー小説を読むきっかけになった本》
《話の展開と内容が先が読めずドキドキしながら読める楽しさがある》
《ミステリーと幽霊を掛け合わせて、謎が深まっているところ》
《1番初めに読んだ赤川次郎の本》

 

第2位も同じく赤川次郎さんの『吸血鬼はお年ごろ』。

 

吸血鬼父娘が活躍する人気シリーズの第1弾!「正統な」吸血鬼の父を持つ、女子高生の神代エリカ。同じ高校の生徒たちが吸血鬼に噛まれたような傷を残して惨殺される事件が起こり、エリカは父とともに事件の解明に立ち上がるのだが……。

 

《次の展開が気になり読み進めるのが楽しくなるような話の進め方が好き》
《クロロックとエリカの父娘コンビがとても好きだった。吸血鬼という設定も小学校時代の脳にかなり沁みた》
《ストーリーや親子関係がすごく好きです。ワクワクします》

 

そして第1位はコバルト四天王でもある氷室冴子さんの『なんて素敵にジャパネスク』だ。

 

平安時代を舞台に、おてんば姫・瑠璃姫の恋や事件を描いた人気シリーズで、累計発行部数は800万部超。恋愛小説、歴史小説、ミステリーの要素を巧みに融合させた作品として、今なお根強い人気を誇る。

 

《自分が中学生だったころ夢中で読んだ記憶がある》
《平安時代の貴族の恋愛模様にキュンキュンするストーリーが好きだから》
《恋愛要素もミステリー要素もありとても面白かった》
《ワクワクドキドキするストーリー展開が面白かった》
《図書館で借りて夢中になって読んだのを覚えている》

 

誰もが一度は読んだことがある――そんな少女小説の金字塔ともいえるコバルト文庫シリーズ。電子化されていなかった、氷室冴子さんの『銀の海 金の大地』シリーズが復刊。未刊のままとなっていた藤本ひとみさんの『漫画家マリナ』シリーズも復刊し、完結に向けて動き出している。

 

当時の青春を思い出して再び手に取ってはいかがだろうか?

画像ページ >【全順位あり】好きな「集英社コバルト文庫の作品」ランキング(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: