「非常にくつろいだ雰囲気の中で、それぞれの国の王族の方々と本当に親しく話をすることができて、より交流を深めることができたような感じがいたします」
6月24日、天皇陛下はベルギーで視察していたナミュール城で、オランダ・ベルギー歴訪について振り返られた。
オランダには22歳のカタリナ⁼アマリア王女、ベルギーには24歳のエリザベート王女と、24歳の愛子さまと同世代の王女たちもおり、陛下はおことばをこう続けられた。
「(王女たちが)20年の時を経て、すっかり成長されて立派になられていること、本当に私たちも大変うれしく思いましたし、ある意味、私たちの世代もより交流が深められたのと合わせて、次の世代への橋渡しもできたのではないかと。
(王女たちから愛子さまについて)『どうしてるか』というようなお話をいただいて、とてもうれしく思いましたし、愛子にもよろしく、というようなことをおっしゃっていただきました」
皇室担当記者はこう話す。
「アマリア王女とエリザベート王女は王位継承順位1位で、いずれ女王に即位します。またスペインのレオノール王女も王位継承順位1位で、欧州は近い未来に“女王の時代”を迎えるのです。
いっぽうで天皇家の長女である愛子さまには皇位継承権がありません。愛子さまを“永遠のプリンセス”と表現した海外報道もあったそうですが、男女平等という価値観が浸透しているかの地の人々にすれば、愛子さまが即位できないことが理解しづらいようです」
もっとも欧州のプリンセスは、“ある義務”にも臨まなければならない。欧州王室に詳しいジャーナリストによれば、
「欧州では古くから王族も軍務に服することが一般的です。英国やベルギー、スペインでは名目上とはいえ、国王が最高司令官となるので、男女ともに軍に入隊し、任務についています。
アマリア王女は’25年に国防大学に入学し、予備役として2年間の訓練プログラムを開始しました。これはオランダ王室としては初めてのことです。銃を持って、訓練に励んでいる姿なども公開されています。
エリザベート王女も将来、女王になった際には、ベルギー軍の最高司令官となります。英国のオックスフォード大学に進学する以前に、ベルギー王立陸軍士官学校に入学し、訓練を受けていたのです。迷彩服姿でボートを漕いだり、ロープをよじ登ったりしている様子などは話題を集めました。現在の階級はベルギー軍の少尉とのことです。
またスペインのレオノール王女は’23年から3年にわたり、陸海空軍の訓練を受けています。過酷な訓練に懸命に努めるプリンセスたちの姿は、王室の支持拡大につながっている側面もあるといえるでしょう」
愛子さまと同世代の欧州の王女たち。義務や立場は違えど、天皇陛下が願われているように絆を強めて、世界平和の実現に向け、それぞれの活動の幅を広げていただきたい。
画像ページ >【写真あり】迷彩服で銃を持ち、軍事訓練に励むアマリア王女(他2枚)
