6月25日、回顧展『生誕100年 森英恵 ヴァイタル・タイプ』を鑑賞された愛子さま(写真:JMPA) 画像を見る

今国会の会期末に向け、皇室典範の改正が実現しようとしている。6月30日には、政府は改正案を閣議決定し、今後は国会での論戦が始まる。

 

これまでに「立法府の総意」としてとりまとめられた(1)女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ案と、(2)旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案に加え、その養子の子どもが男性だった場合、皇位継承権を認めるという内容が追加された。

 

これまでの議論では、皇位継承のあり方には踏み込まず、「皇族数を確保する方策」だけを決めるという前提があったことから、参院野党第一党の立憲民主党からは“だまし討ちだ”という声すら上がっている。そんな最中、富山県で講演した中曽根弘文・憲法改正実現本部長(80)による愛子さまに対するある発言が波紋を広げている。

 

「講演では、皇位継承をめぐり、『すでに愛子さまはあり得ないんですよ』と発言。そして『愛子さまが天皇陛下になるということになったら、結婚する人もいないですよ。皇后さまになる男性はいないと思いますよ。いるかもしれませんけど、基本的には難しい』『愛子さまも男性のお子さんを産まなきゃならないというすごいプレッシャーがかかるわけですね』と続けました。

 

“皇后さまになる男性はいない”という誤った表現は、中曽根氏が皇室のことをまったくわかっていないことを示していますし、さらに“結婚できない”などとは、失礼にもほどがあります。側近の女性も愛子さまに同情しきりでしたし、宮内庁内にも驚きと呆れの声があちこちから聞こえます」(宮内庁関係者)

 

中曽根氏は講演の翌日にあたる6月29日、「言葉が適切でなかった点もあったと反省」「皇統を継ぐためにお子さまをもうけなければならない、大きな精神的重圧、そういうものが生じるのではないかと。非常にそういった意味ではお気の毒というか、今から天皇陛下にもなれてないのに」と釈明したが……。

 

「そもそも、愛子さまの結婚・出産については愛子さまが決められることであり、政治家が口を挟むべき事柄ではありません。

 

また、愛子さまと結婚する男性の重圧を表現したかったのかもしれませんが、雅子さまや紀子さまなど、これまで皇室に入られた女性も同様に、ご結婚の重圧や、『男性のお子さまを産まなきゃいけない』重圧を感じられてきたはずです。

 

妃殿下方がこれまで同様の苦しみを味わってきたことを軽視して、将来皇室に入る男性だけを気遣っているようにもとられかねません。“男尊女卑的”という批判が上がるのは当然でしょう」(皇室担当記者)

 

SNSを中心に、中曽根氏の発言に対する批判は猛然と上がり続けている。

 

《なんで女性天皇の夫になる人には重圧がすごくて、男性の天皇の妻になる人の重圧はすごくないと思えるんだろう?》
《じゃあ雅子さまや美智子さまにプレッシャーはなかったと?》
《愛子さまだけでなく天皇陛下と雅子さまへの侮辱でもある》

 

「中道改革連合の重徳和彦国対委員長は『論評に値しない』、日本共産党の小池晃書記局長は『徹頭徹尾男系男子路線の矛盾が現れた発言、それをお認めになった発言だと受け止めました』などと中曽根氏の発言に対して批判しています。

 

また元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏もXで《男系男子絶対主義なら皇后になる方のプレッシャーも同じ。分からんのかね》と発信しています。改正案の審議を前に、早くも自民党や日本維新の会に対する風当たりが厳しくなっている状況です」(前出・皇室担当記者)

 

今国会の会期末は7月17日。皇室典範改正案は、このまま成立してしまうのだろうか。

画像ページ >【写真あり】《初めてなのでは》「外ハネスタイル」の愛子さま(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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