6月28日、兵庫県・神戸市内の風俗店の個室で男女2人が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された事件。亡くなったのは店の女性従業員(33)と、利用客の男性(33)だった。
「28日夜、サービス終了時刻になっても男性客が個室から出てこず、男性従業員が入室したところ、女性従業員と男性客が倒れているのを発見。当時、女性は胸や首に複数の刺し傷があり、男性は胸に刃物が刺さった状態のまま、女性から少し離れた場所で倒れていたといいます。2人は搬送先の病院で死亡が確認されました。警察は現在、男性客が女性を刺した後、自殺を図った可能性があると見て捜査を進めています」(在阪記者)
本誌記者が取材を進める中、事件が起きた店近くの飲食店に務める男性は、「店からストレッチャーで運ばれてきた男女は血まみれで、恐ろしかった」など、当時の衝撃的な光景を語った。事件の詳細については今後の捜査によって解明が進んでいくと思われるが、犠牲となった女性は、周囲からの評判もよかったという。
「店はいわゆる“高級店”と“大衆店”を掛け合わせた形態で、亡くなった女性は前者のサービスを担当していたようです。界隈の風俗店をよく利用している人物によると、この店にはアダルトビデオ出演歴があるキャストも在籍するなど名の知れた店とのこと。店には60名ほどのキャストが在籍していますが、亡くなった女性のクチコミもよかったといいますし、多くのファンがいたのでしょう。また、事件後にその他の女性キャストが更新していたブログには、亡くなった女性が“憧れだった”“大切な人だった”といった書き込みも。同僚からの信頼度も高かったようです」(週刊誌記者)
いっぽう、事件発生から日が経つにつれ、亡くなった男性の身元も明らかになってきた。男性は、大阪市内で不動産業を営んでいたという。
「亡くなった男性は、大阪市の天王寺エリアに隣接する生野区で不動産会社を経営していました。会社の公式HPによると、メインのサービスは、水商売・ナイトワークに従事する人たちを対象にした“夜職特化型”の賃貸物件仲介業のようです。夜職に従事する場合、賃貸物件を借りるのが難しいケースもあり、このような特化型の不動産会社は一定の需要があります。
いっぽう、男性の会社は一般の売買仲介、夜職を対象した事業用テナント仲介なども行っていたようなので、人脈やビジネスの手腕があったのでしょう。ただ、会社を設立したのが今年の5月1日なんです。現地不動産協会の支部が6月1日に発行した文書に、“新入会会員”として男性の名前と社名が記載されていました。事件が起こる前にも、男性は亡くなった女性と面識があったという報道もありますが、会社設立からわずか2カ月のこれからという時期に事件の当事者となってしまうとは……。この間に決定的なトラブルでもあったということなのでしょうか」(前出・週刊誌記者)
事件を受けて、店ではルールが変更され、入店時の金属探知機によるボディチェック、手荷物のロッカー管理など徹底的な対策を行うという。今後、このような事件が二度と起こらないことを祈るばかりだ。
画像ページ >【写真あり】殺害された女性従業員、人気だったという(他5枚)
