睡眠不足?目が血走り気味の高市早苗首相(撮影:長谷川新) 画像を見る

「何も、こんな日に歯医者へ行かなくても」

 

そう呆れ顔で語るのは、自民党の中堅議員である。

 

8月6日、高市早苗首相(65)は、広島市の平和記念公園で行われた原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式に出席した。首相動静によれば、14時に羽田空港に降り立った高市首相が向かった先は、官邸でも公邸でもなく、東京都杉並区内にある歯科医院だった。しかも、滞在時間は約3時間。往復の移動時間まで含めれば、高市首相はこの日、歯科治療のためにじつに約5時間を費やしたことになる。

 

「この歯科医院の院長は、日本歯科医師会の会長を務める人物で、故・安倍晋三元首相とも親交があったとされています。ホワイトニングなども施術している医院で、高市首相は海外出張の前には、ほぼ必ずといっていいほど、ここを訪れているようです。

 

もちろん、首相といえども医療機関を受診する権利はあります。2月に同じ医院で約3時間半にわたって治療を受けた際には、自身のXで、『必要なときには堂々と医療機関を受診する』と投稿していました。ですが、今回ばかりは事情が違うのではないかという声が上がるのも無理はありません。なにしろ8月6日は、広島原爆投下の日。首相にとって1年でも特に重要な外交・安全保障関連行事の1つですから。

 

しかも、この日は北朝鮮による弾道ミサイル発射まで起きていました。北朝鮮のミサイル初動対応は、官邸の担当部局や国家安全保障局、防衛省、外務省などの間で、いわばマニュアル化された部分もあり、首相が官邸にいない状況でも対応できる体制にはなっています。

 

ですが、高市首相は、安全保障政策を自身の“看板政策”の1つとして掲げてきました。ミサイル発射はその最たる事態でしょう。発射を知った時点で治療を中断して官邸に戻るという判断も、当然選択肢としてあったはずです。歯科医院から指示を送ったとされていますが、自民議員から呆れの声があがるのも理解はできます」(政治部記者)

 

そして、首相動静を読み解くと、同日の高市首相の動きには“時短”の可能性が見て取れるという。

 

「6日の8時に平和祈念式典に出席すると、1時間で同所を離れ、原爆資料館に移動。25分ほど滞在すると、次は別会場で『被爆者代表から要望を聞く会』に出席。その場で記者会見をおこない、1時間ほどでその場を離れています。その後、原爆養護ホーム『神田山やすらぎ園』で入園者を慰問、花束を贈呈。12時44分に広島空港に到着しています。

 

2025年の石破前首相と比較すると、同じく8時から平和祈念式典に出席すると、同じ流れで記者会見を終えています。ただ、石破前首相はそこから、広島県知事と昼食をとったり、地元産業界関係者と意見交換などをおこなっています。その後、広島空港に到着したのは15時28分となっています。公務は毎年違うとはいえ、昨年と比べると、3時間近く“巻き”だったことがわかります。また、公務による外出があれば午後8時30分前後、そうでなければ午後7時30分ごろというのが、高市首相の公邸着の目安になっています。逆算して公務日程を組んでいるのではないか、という見方すらあります」(同前)

 

8月9日、長崎でも平和祈念式典に参列した高市首相は、その後、原爆資料館の視察や「被爆者団体などから要望を聞く会」に出席、恵の丘長崎原爆ホームで入所者に花束贈呈をおこなった。長崎空港に到着したのは、15時29分。広島での動きが目立つ結果となった──。

 

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出典元:

WEB女性自身

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