2026年7月28日に熊本県を襲った最大震度7の巨大地震。
発災から3週間経った8月18日午後2時現在、熊本県の発表では、死亡者数が39人(車中泊での熱中症疑い1人、災害関連を調査中の2人を含む)、避難生活者が3020人、住宅被害が3万2767棟に及び、断水は八代市、宇城市、氷川町で6170戸になるという。
地震発生から1時間半後の18時前、ガス漏れが原因と推測される爆発が起きた「イオンモール熊本」(嘉島町)では、7人が爆発に巻き込まれ死亡するという、痛ましい事故が発生した。
「一度は客とともに屋外に避難したテナント従業員が、店内に残した車の鍵や携帯電話などの貴重品を回収するため、イオン従業員の許可を得て、再び店内に戻ったところ爆発に巻き込まれました。
また、会社から『再入館の許可が得られたら売上金を金庫に戻して』と指示された雑貨店従業員が犠牲になったという事例もありました」(社会部記者)
そうしたなか、Xには7名の犠牲者に対する哀悼の気持ちとともに、《クレアの名前で最高のイオンモールをまた作ってくれ》《熊本民の為にのイオンモール再建してほしいので一生懸命募金する》など、イオンモール熊本の復興を願う声が寄せられている。
「地元では、今でもイオンモール熊本の前身である『クレア』の名前で呼ぶ方が大勢いるほど、歴史があり、親しまれていた場所です。
お亡くなりになった方がいますので、軽々しくは言えませんが、ショッピングモールの再開を待ち望む市民、町民は多いと思います」(前出・社会部記者)
強力な爆風で破壊されたイオンモール熊本は現在、どのような状態なのか。イオンモール株式会社の担当部署に聞いた。
「熊本県や消防、警察当局などにより、爆発に至った事故原因の調査や安全確認などが進められております。
そのため、(復旧などの)工事をするという段階には至っておりません。
私どもは、部分部分ですが、安全確認ができたエリアへの立ち入りができているという状況になります」
市民から再開を待ち望む声が寄せられていることについては、「お亡くなりになった方もいらっしゃいますし、私どもとしてはまだ、そこまでのメッセージをお出しできるには至っておりません」と語った。
連日の猛暑のなか、ボランティアの力も借りながら復旧へ歩み始めた熊本。その道のりは長く険しい。
画像ページ >【写真あり】イオンモール熊本、天井が粉々に…爆発後の衝撃の様子(他10枚)
