先日亡くなった国民的作家・東野圭吾さんが死刑制度というテーマに真正面から挑んだ社会派サスペンス『虚ろな十字架』が待望のドラマ化。主演を務めた香取慎吾(49)が、さまざまな経験を積んだ今だからこそ演じきれたという主人公への思いを語る。
主演を務めた香取慎吾は、過去の事件で心に傷を負いながら、前へ進もうともがく主人公・中原道正を丁寧に演じきった。
「すごくリアリティのある作品ですし、シリアスなシーンも多かったので、僕自身が苦しい気持ちになってしまう瞬間もありました。ちょうど同じ時期に、新しい地図のファンミーティングの準備をしていたのですが、それがいい気分転換になった気がします」
死刑制度や被害者遺族という社会的なテーマを扱っているだけあり、香取自身も考えさせられることが多かったと話す。この難役に挑戦できたのは、これまで多くの経験を積んできたからこそ。
「人生で起こるつらい出来事は、乗り越えられるときもあれば、それを背負って生きていかなければならないときもある。だから中原の気持ちは痛いほどわかりました。前を向くまで時間はかかっても、とにかく一歩踏み出そうとした姿にも共感できて。僕も何か葛藤があるときは、まず自分で動き出してみるタイプなんです」
そんな香取が、今後新たに経験してみたいと思うことは?
「そういえば写真集を出してみたかったことを思い出しました。和室でカッコよく決めたり、シャワーを浴びるカットも入れましょうか(笑)。でも何よりも健康第一ですからね。草彅(剛)さんともよく、忙しいからこそ適度な休息を取って、体をいたわりながら頑張りたいねと話しています」
ちなみに、健康のためにどんなセルフケアをしている?
「昔から、たまに海外に行ったりするなど、リフレッシュの時間はしっかり取るほうでした。最近は、友達と会う時間を増やすようにしています。僕、けっこう自分からしつこく誘えるほうなんですよ(笑)。大好きな人たちと何でもない日に集まって、ビールで乾杯しながら、おいしいものを食べる時間を、これからも大切にしていきたいですね」
【INFORMATION】
連続ドラマW 東野圭吾『虚ろな十字架』
WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて毎週日曜22:00~。9月6日放送・配信スタート(全4話)死刑制度や犯罪被害者遺族の苦悩をテーマにした東野圭吾さんの『虚ろな十字架』(光文社)を初映像化。11年前の悲劇をきっかけに妻と離婚し、ペットの葬儀店を営む中原道正(香取慎吾)。元妻(鈴木 杏)の死の真相を追ううち、自身の過去とも向き合っていく。
ヘアメイク:石崎達也
スタイリング:黒澤彰乃(rises)
画像ページ >【撮り下ろし写真あり】東野圭吾さん原作『虚な十字架』で主人公を演じる香取慎吾(他1枚)
