成宮寛貴(撮影:木村敦/Ajoite) 画像を見る

「役を思い出すために、今日、髭を生やしてきたんです。普段は生やしていないんですけど」

 

成宮寛貴(43)が映画『藁にもすがる獣たち』で演じたのは、ヤクザに借金をして窮地に陥る不良警官・江波戸良介だ。「ワイルドな感じで」という監督からのリクエストで、髭を生やし、しゃがれ声でひと癖ある役に挑んだ。

 

「良介のようなやんちゃなキャラクターは演じていて楽しいです。とても人間らしくて愛らしいキャラクターに仕上がってたらいいなと思いながら演じました」

 

本作は25年に俳優復帰作となったABEMAオリジナルドラマ『死ぬほど愛して』に続いて城定秀夫監督からのオファーでの出演で、成宮にとって復帰後の初の映画出演となる。

 

「監督から2作品連続でお仕事したいと思っていただけたことは、やはりうれしいですよね。映画にこんなに早く戻れたことは感慨深いです」

 

今年1月には宮本亞門・演出の舞台『サド侯爵夫人』で主演を務め、俳優第二章の歩みを着実に進めている。

 

「役者として今、この年齢で出来る仕事と出会えてきていて、すごく俳優として生きている感じがしています。より多くの人に幸せや感動を与えられる作品に出演したいです」

 

今後の夢や意気込みを聞いてみると――。

 

「僕の世代で素晴らしい役者はたくさんいますからね。僕だからこそ演じられる役もあると思うので、自分だけの色が出せる俳優になっていけたらいいなと思います」

 

プライベートは「結構、満足しています」と言いながらもこう続けた。

 

「猫を飼いたいです。でも猫が飼えるマンションって少ないですよね。ワンちゃんも好きですけど、猫の距離感が僕は相性がいいみたいで」

 

本作はド派手なアクションも見どころのひとつ。「え、俺、ジャッキー・チェンなのかなって思いました」と話す成宮寛貴が、約10年ぶりの映画復帰作で大暴れしている。ブランクを感じさせないその存在感を劇場で見届けてほしい。

 

【INFORMATION】

映画『藁にもすがる獣たち』

9月25日(金)全国公開。ネットカフェでバイトする大学生の佐藤寛治(鈴鹿央士)は、ある日客の誰かが置いていったボストンバッグを見つける。チャックを開けると、そこには“1億円”が! 一方その頃、不良警官・江波戸良介(成宮寛貴)は、ヤクザの親分から借りた金を返せずにいた。欲望むき出しのマネーサバイバルが今、開幕する!

 

ヘアメイク:肥沼美代子(&’s management)
スタイリング:杉長知美

 

画像ページ > 【撮り下ろし写真あり】役を思い出すため、ひげを生やして撮影に挑んだ成宮寛貴(他3枚)

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