中村ゆりさんのインスタグラムより 画像を見る

9月1日に直腸がんで亡くなった女優・中村ゆりさん(享年44)。今年7月に腸閉塞を理由に来年1月スタートのドラマ『デンジャラス』(NHK)を降板していたが、それからわずか2カ月での訃報に衝撃が広がっている。

 

所属事務所は14日に発表した声明で、中村さんが13年前にもがんを患っていたことを公表。一度は寛解したものの、昨年1月に再びがんが見つかり、手術後に転移が発覚したという。根治、寛解を目指すことは難しかったといい、がんと向き合っていく治療を続けるなか、《今年8月、復帰に向け回復に努めていた中、再び腸閉塞を起こし、突然余命わずかと告知を受けました》と伝えられた。

 

’96年にバラエティ番組『ASAYAN』(テレビ東京系)のオーディションで合格し、伊澤真理さん(44)とのデュオ「YURIMARI」で歌手デビューした中村さん。’99年に解散した後は、’03年から女優としてキャリアを積むように。’07年公開の映画『パッチギ!LOVE&PEACE』で抜擢されたヒロイン役の演技が高く評価され、以降も映画やドラマ、舞台など幅広く活躍した。

 

「ゆりさんは物心がつく前に両親が離婚したそうで、幼い頃からお金を稼ぐことを考えていたといいます。中学2年生のときに『ASAYAN』のオーディションを受けたのも、“お母さんを助けたい”との思いからだったそう。友人の映画プロデューサーからオーディションに誘われたことがきっかけで女優に転身しましたが、“天才型”というよりも“コツコツ努力型”だったように思います。

 

また、10代から仕事を優先してきたこともあり、堅実的な考えの持ち主でした。昨年11月放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)では、占い師の星ひとみさん(46)から“現実主義”と指摘され、『イルミネーションを見ても、めっちゃ電気代かかってそうだなと思う。噴水を見ても水道代が……』と気にすることを明かしていました」(芸能関係者)

 

いっぽう、30代に入ってから病と向き合うことになったという中村さん。プライベートでは独身だったが、訃報をきっかけに生前に語っていた“結婚観”にも注目が集まっている。

 

昨年9月にWEBメディア「女の転職type」で公開されたインタビューでは、40代を迎えて確立された価値観を語っていた。

 

かつては結婚して家庭を築く友人と重ねて悩んだ時期もあったというが、《自分の大切にしたいものが見えるようになってからは、「早く結婚した方がいい」と言われても、「大丈夫、私はちゃんと自分のことを大切にできているから」と思えるようになりました》とコメント。

 

また、《「結婚しか幸せになる選択肢がない」状態でするのと、さまざまな選択肢の中から結婚を選ぶのとでは全然違います》とも語っていて、人生の選択を柔軟に捉えていたようだ。

 

前出の芸能関係者は言う。

 

「ゆりさんは決して、結婚願望がなかったというわけではなかったようです。今年7月に公開されたファッション誌『STORY』のインタビューでは、《理想のパートナー像は、“自分を繕わず、自然体でいられる人”。恋人であっても、友達のような関係でいたいです》と明かしていました。結婚についても前向きな気持ちはあったそうで、“縁があれば”という感覚でいたのではないでしょうか。そうしたしなやかな姿勢と凛とした生き方は、現代を生きる女性たちから支持を集めていました」

 

実際にXでも中村さんの訃報に際し、彼女が生前に語っていた“結婚観”に改めて反響が寄せられている。

 

《幸せになるためのたくさんの選択肢の中にある一つが結婚ってことですね 自分の道を貫いて生きてほんと素敵だなと思いました》
《闘病の身の上あっての結婚観なんだろうな。とても頷ける。それにしたって若い人だよな…》
《達観してる。ご病気があっての30代を過ごされたからなのだろうな。ご冥福をお祈りします》

 

所属事務所の声明では、《彼女は落ち着き、美しく優しさにあふれた笑顔を絶やさず、ご家族や近しい方々と共に最後の時を大切に過ごすことができました》と記されていた。中村さんが愛に包まれた人生を歩んだことは、間違いないはずだ。

 

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出典元:

WEB女性自身

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