ガスト(写真:本誌写真部) 画像を見る

全国に約1200店舗を展開する人気ファミリーレストラン「ガスト」の「赤身ビーフステーキ」をめぐり、SNS上で論争が起きている。

 

発端となったのは、同商品を注文したインフルエンサーが9月13日にポストしたXの投稿。ステーキの写真とともに《ガストの赤身ステーキってこんな赤いもん?? 生すぎる気がするんだけどこれ、食べて大丈夫かな》などと疑問を投げかけた。

 

確かに、写真のステーキを見ると、表面はこんがりと焼かれているものの、確かに内部は赤く見える。そのため、不安に思った投稿者は、店に頼んで焼き直してもらったという。

 

この投稿には、《これはただの生焼けですね 絶対にやめましょう》《私なら焼き直してもらう》《外食チェーンでこの赤さは不安かも…》といった投稿者への共感が寄せられた一方、《成型肉じゃないならレアで食べても大丈夫》《めっちゃレアで美味しそう》などと、レアステーキだから問題ないという指摘も。

 

なかには、“ステーキを食べ慣れていない人には赤く見えるだけではないか”という趣旨の指摘も上がるなど、論争状態となった。

 

さらに、ガストの厨房で勤務しているとするアカウントからは、肉を両面焼いた後に包丁を入れ、さらにIHで加熱してから提供しているため、安全面に問題はないとする説明も投稿され、議論が広がっている。

 

現在、ガストの公式サイトでは「赤身ビーフステーキ」を100g1099円(税込)で販売しており、商品写真でも肉の内部に赤みが残った状態が確認できる。ガストに限らず、レア状態でステーキを提供する飲食店は少なくない。

 

そもそも、ステーキの「レア」と、いわゆる「生焼け」はどう違うのか。

 

農林水産省はステーキの「レア」について、「表面は焼けているが、中心部は生で、肉汁が多い」状態と説明しており、内部温度は55~65℃以下としている。つまり、中心部に赤みが残っていることだけをもって、直ちに「生焼け」と判断することはできない。

 

厚生労働省は食中毒予防の観点から、肉は中心部まで十分に加熱するよう呼びかけ、子どもや高齢者など抵抗力の弱い人については、特に注意が必要だとしている。いっぽう、省公式HPでの豚肉や

 

では、今回のガストの「赤身ビーフステーキ」はどうなのか。運営会社のすかいらーくに商品の調理工程と、肉の中心部における具体的な加熱基準について尋ねたところ、次の回答が寄せられた。

 

「調理工程につきましては、まず肉に塩コショウを振り、230℃のグリドル(鉄板)にて、ステーキ用のおもりをのせた状態で両面を50秒ずつ焼成しております。

 

その後、包丁でスライスし、加熱した専用の鉄板に乗せ換えた上で、IH電磁調理器でさらに40秒間加熱し、お客様へご提供しております。

 

加熱基準につきましては、肉の中心温度での規定は設けておらず、上記のように焼成時間の管理によって安全に調理を行っております」

 

では、実際にどの程度の赤みを残した状態での提供を想定しているのか聞いたところ、「商品としては、お肉の内部に赤みが残る『レア』から、中心部にやや火が通った『ミディアムウェル』程度の状態でのご提供を想定しております」と説明。

 

また、今回SNSに投稿された写真のように、かなり赤みが残った状態であっても、安全性に問題はないのか確認すると、「安全性には問題はないと認識しております」とした上で、「当社の調理工程では両面をしっかりと焼成し、側面を含めた表面を加熱しているため、内部に赤みが残る状態であっても安心してお召し上がりいただけます」と、安全であると回答した。

 

SNS上で巻き起こった「生焼け」なのか「レア」なのか論争。焼き加減の好みは人それぞれだが、少なくとも、すかいらーく側は、内部に赤みが残ることを想定した商品であり、規定の調理工程を経て提供していることから、安全性に問題はないとの認識を示している。

画像ページ >【写真あり】「生すぎる」と波紋呼んだガストの「赤身ビーフステーキ」(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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