9月16日、解党に向けた両院議員総会のあいさつでの小川淳也氏(撮影:長谷川新) 画像を見る

結党からわずか8カ月で“解体”が決まった中道改革連合。同党に所属していた立憲系衆院議員21人のうち、20人が新たに立ち上げる新党に移ることになりそうだが、その新党の党名が「民主改革の会」に決まった。

 

「多くの議員に、民主党時代の2009年に政権交代をした“郷愁”があったようで、会合では『党名に民主の文字を入れたい』という強い要望が出ていました。ほかに『新民主の会』なども候補としてあがりましたが、総務省から『既存の政党と混同する可能性がある』という見解があり、『改革の会』をつけることになったそうです。新党の代表は中道改革連合の小川淳也代表が引き続き就き、階(しな)猛幹事長も横滑りします。

 

およそ12億円になる未払い政党交付金の処理や、落選議員のサポートをするため、中道に残留することになった渡辺創衆院議員が2027年早々、新党に合流することになりそうなので、そのときあらためて代表選出をおこなうということです。新党の綱領や理念は、ほぼ、中道と同じになりそうです」(政治担当記者)

 

10月上旬に召集が予定されている臨時国会では、中道を離党して公明党に戻った公明系議員28名、中道1名とともに3党で統一会派を組み、野党第1党の立場を維持する。

 

だが、今回の中道解体から新党結成の動きに対して、Xには《呼びにくいのは既にマーケティング的にアウト》《まったく期待感がありません》など、冷ややかな投稿が多く寄せられている。

 

今後、「民主改革の会」はどうなるのか。「個人的にはあまり期待が持てません」と苦笑する、政治ジャーナリストの宮崎信行氏に聞いた。

 

「これまで党名をいろいろ変え、離散集合しながらも『衆院で過半数を獲得して政権交代を目指す』と戦ってきた党ですが、いまはこの目標が崩壊する寸前だと思っています。党名に『民主』を入れたのも、この言葉が『自民党政権の不満に対する受け皿になる』というスローガンの象徴だったからでしょう。

 

今後は、参院議員で構成される立憲民主党との合流が課題ですが、元立憲民主党代表の泉健太氏が立ち上げた政策グループ『新政権研究会』は、現在では田名部匡代(まさよ)立憲民主党参院幹事長が会長をしていることから、2027年4月に予定されている統一地方選挙後に合流すると思います。もっとも、その前に『民主改革の会』が分裂する可能性も否定できませんが……。

 

分裂するときの核となるのは、長妻昭衆院議員ではないかとみています。新党の構成要件である『国会議員5人』は集まると思いますし、落選中の前・元議員も参加するでしょう」

 

新党は国民の期待を取り戻せるだろうか。

 

画像ページ >【写真あり】涙目で「中道」解党を語る小川淳也氏(他3枚)

出典元:

WEB女性自身

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