「大空港」(写真:ドラマ公式インスタグラムより) 画像を見る

9月17日に最終回を迎える趣里(35)主演のドラマ『大空港~GATE24~』(テレビ朝日系)が、思わぬ形でテレビマンたちの注目を集めている。

 

7月23日にスタートした同作は、空港を舞台に、趣里演じる税関職員らが密輸や偽造パスポートなどの国際犯罪に立ち向かう“痛快空港エンターテインメント”。テレビ朝日系連続ドラマ初主演となる趣里を中心に、眞栄田郷敦(26)、柳葉敏郎(65)、松雪泰子(53)らが出演する。

 

9月10日放送の第8話では世帯視聴率10.4%を記録。今期民放ドラマの平均視聴率ランキングでも、現時点では日曜劇場『VIVANT』(TBS系)に次ぐ堂々2位という結果だ。

 

この数字に驚いているのが各局のテレビマンたちだ。

 

「大規模な海外ロケも行うなど圧倒的予算をかけてつくられた『VIVANT』が1位なのは納得の結果。でも、『大空港』は“低予算感”が随所に感じられます。ドラマは毎回、空港の部署という限られた空間でストーリーが進み、そのセットもどこか安っぽさが否めない。とても大空港とは名乗れないスケールです。それでも視聴率を取っていることに、各局が注目しているのです」(テレビ局関係者)

 

低予算感が感じられるのはセットだけではない。ドラマを観た視聴者からは、その内容にも様々な指摘が相次いでいる。

 

「《外国人キャストが二言目から吹き替えの日本語で話し出す》《大勢の乗客を乗せて降り立った飛行機の機体が、窓のない貨物機だった》など、SNS上には細部へのツッコミの声が散見。また、基本的に1話完結型のため、大どんでん返しを成立させるために、多少の強引さを残したままエンディングにたどり着く回も多々みられます。

 

その点で、『大空港』は豪華な海外ロケや複雑に張り巡らされた伏線が見どころの『VIVANT』とは対極にあるといってもいい。周りのテレビマンも“低予算・ツッコミどころ満載なのに…”とその好調ぶりが気になっているようですね」(前出・テレビ局関係者)

 

視聴者が離れないのは、いったい何故なのか――。「むしろ、そこがいいのかもしれません」と別のテレビ局関係者が続ける。

 

「毎回ひとつの事件が起きて、それを解決して最後は必ずグッドエンドで終わる。複雑な伏線を追い続けなくても、その回だけ見れば楽しめる。いわば“昭和のお茶の間アニメ”のような分かりやすさが、受け入れられたのでしょう。

 

制作費をかけ、映像を豪華にすることだけが、必ずしも視聴率につながるわけではないということです。制作費が厳しくなっている民放にとっては、令和の時代の連ドラ制作を考えるうえで無視できない成功例になるでしょう」

 

さらに、主演の趣里をめぐる“外部要因”もあったという。

 

「趣里さんにとっては、夫・三山凌輝(27)さんの不倫疑惑が報じられた直後での主演ドラマ出演でした。そのことをきっかけに今作を見た人も少なくなかったのではないでしょうか」(前出・別のテレビ局関係者)

 

そんな『大空港』の撮影現場での趣里はというと、意外なほど“通常運転”だという。

 

「現場の趣里さんは、落ち込んだ様子もイライラした様子も見せず、普段と変わらないんです。周囲に気を遣わせないようにしているのかもしれませんが、その平常心には驚かされるという声も聞きます」(ドラマ製作関係者)

 

夫のスキャンダルを乗り越え、主演として大健闘した趣里にも、業界内から高い評価が寄せられそうだ。

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出典元:

WEB女性自身

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