《この度、割烹こめをを閉店することを決めました》
10月1日、自身のSNSを通じてこのように発表したのは格闘家で料理人のこめお(31)。自身がオーナーシェフを務める「割烹こめを」の閉店を発表したのだ。
今年8月、東京都港区で開催された「麻布十番納涼まつり」において、提供された「冷やし蟹ラーメン」を食べたことによる集団食中毒事案が発生した。食品を食べた78人が下痢や腹痛などの症状を訴え、保健所から営業停止処分が下されることに。以来、同店の営業再開の目途は立っていなかった。
冒頭のように閉店を明かした同氏は、さらに自身の責任についても言及していた。
《閉店すれば責任を果たせるとも思っていません。体調を崩された方々への対応を含め、今回の事案に対して自分が負うべき責任と向き合うことは、これからも続けていきます。ただ、自分にとって割烹こめをという店を、このまま続けていくことはできない。そう判断しました》
そして《一度、料理人として立ち止まります》とも綴り、今後の活動についても胸中を明かした。店舗の閉店とこの「立ち止まる」という宣言により、事態はひとつの区切りを迎えたように見えるが――。
現在ネット上では、こめおをめぐって新たな疑問が渦巻いているようだ。《でも、「かにを」続けるんでしょう?》《え?普通に蟹ラーメン店「かにを」の方は元気に営業続けてるんですよね?》など、こめおが手がけ、今年5月に東京都台東区浅草にオープンしたカニラーメン専門店『かにを』をめぐって疑問の声が少なくないようだ。
「今回の食中毒事件はまつりに出店した『割烹こめを』で提供されたメニューが原因であるため、厳密にいえば『かにを』はこの騒動とは無関係。営業停止処分も出ていないため、営業を続行すること自体にも法的な問題はありません。
しかし、“蟹ラーメン”というアイデアは経営者であるこめおさんの共通のアイデア。食中毒の被害者が多数出ている状況下で『かにを』が通常通り営業していることに不信感を抱くひとが少なくないのかもしれません」(Webメディアライター)
『かにを』をめぐっては、オープン直後から炎上騒ぎが起こるなどの問題が起きていた。フードライターが語る。
「『かにを』は、フラウドファンディングによって集められた資金を基にオープン。クラファン時には『日本のカニの良さを伝えたい』『国内漁獲カニの廃棄問題解決』など“国内カニの良さを広める”という社会的な意義を謳っていたのですが、オープン後、中国などの外国産のソフトシェルクラブも使用されていることが判明して炎上騒ぎに。
こめおさん自身のXで外国産の使用をみとめ、《僕の作るラーメンはムスリムの方に向けて作った物》《ソフトシェルクラブを使う背景も東南アジアで馴染みのある食材だったのと、美味しかったので、使うことを決めました》と説明。それでも、クラファン時の説明との齟齬に違和感を覚えるひとは少なくなかったようです。
『割烹こめを』は閉店が発表されましたが、ネット上では『かにを』に対する言及がいないことを指摘する声も少なくありません。そのため今後、『かにを』に関して何らかの説明をする必要性も出てくるかもしれませんね」
画像ページ >【写真あり】営業停止明けの「割烹こめを」に起きていた“異変”(他3枚)
