「企業などへのサイバー攻撃が連日報じられていますが、ついに皇室にも影響が及んでしまいました」
こう宮内庁関係者は語るように、11月に控える天皇陛下と雅子さまの大阪府への行幸啓で、ある想定外の事態が起きていた。
11月14日から15日にかけて、両陛下は「全国豊かな海づくり大会」の式典や放流行事に臨まれるため、大阪府を訪問される予定だ。だが、宮内庁が10月21日に発表した日程に、当初の予定と変わった箇所があったという。
「当初、大阪公立大学に足を運ばれて、教育現場などを視察される予定でした。しかし、10月2日に大阪公立大がサイバー攻撃を受け、システム障害が発生。大阪府と大学がやり取りしたメールのサーバーも被害を受けたため、大学側から『万が一の時代を回避したい』ということで、両陛下のご訪問を辞退する申し出があったのです。
両陛下のご出発時間にも影響が出ましたし、取材箇所が減ってしまったために、メディア側も対応に追われていました」(皇室担当記者)
メールの流出は、そこまで重要視されたのか。
「やり取りには、天皇皇后両陛下の到着時間や導線なども含まれていた可能性もありますから、警備上のリスクがかなり高まってしまうことが懸念されたのでしょう。公立大が辞退を申し出る形となりましたが、警衛を担う皇宮警察本部や大阪府警といった警備当局もこの事態を重く見ていたようです。
両陛下の行幸啓で、“万が一の事態”は絶対にあってはならず、警備体制やその情報管理には万全を期すべきとされていますから、当然の判断だったといえます」
皇室を襲った前代未聞の事態。だがそれでも天皇陛下と雅子さまは必ず大阪府に足を運ばれ、国民との交流を深められるはずだ。
画像ページ >【写真あり】熊本県ご訪問では自衛隊のヘリコプターで移動された両陛下(他11枚)
