インドネシアに来たなら1つは手に入れたいバティック。バティックとはインドネシアの伝統工芸ろうけつ染めのこと。そのバティックをクバヤと言う、民族衣装に仕立てるの。日本で言う着物と反物の関係かしら。
最近インドネシアでは、バティックを現代風にアレンジした小物や洋服が流行っているそうよ!
「本物を手に入れたいなら
アンティークバティックの収集家が経営する『ピテカントロプス』がオススメ!」
と聞きつけ、ウブドのモンキーフォレスト通りにあるバティック専門店へ向かったの。
店内に入るやいなや「イラッシャイマッセ~!」と妙にハイ・テンションのバリガールたちが巧みな日本語で出迎えてくれる。
一瞬、歌舞伎町に来てしまったのかと疑うほどの ノリにちょっと引くワタシ(苦笑)。
しかし、店内を見渡すと年代モノから日常使いできるオリジナルまでセンスのいいバティックが揃ってて一安心。
バティックそのものの他にも、バティックを使ったワンピースやシャツ、雑貨まで様々な商品があるのも魅力。
洋服は約2000円~とやや高めだけど、デザインもいいし縫製もしっかりしているので日本で使うならやっぱりココの商品がオススメね。
と手に取ったバティックこそがアンティーク・バティックらしく、1枚数万円もするんだとか(ワタシの背後に並ぶバティックも同じ)。
「ひえ~ッ!」と叫びながらも、広げて柄は拝見させて頂きました。
気を取り直して、自分用のお買い物に向かったのはやっぱり日常使いできるオリジナル・バティックを使った洋服のコーナー。どっちのワンピースも素敵でしょ?
それにバティックの子供服もアジアンチックで可愛いの。
柄物が流行ってる今シーズン、日本で活躍しそうです。
スタッフがお土産のチョイスをしてる間、ショーウィンドウに飾ってあった豪華な民族衣装の冠に顔をはめ込んで、店外から写真をパチリ(笑)。
ワタシがドラァグ・クイーン気分を味わってると、隣にいたカメラマンはバリガールに囲まれて歌舞伎町気分を味わってました(笑)。
(左、右: 本人撮影)
『Pithecanthropus』
Jl.Monkey Forest, Ubud
Bali Indonesia
Phone 0361-970990
撮影:高田崇平