リノ・ディヴォースは間違いなく日常を変える逸品

[Tears Before Breakfast]

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発売日:2010年03月03日
レーベル:cutting edge
規格品番:CTCM-65111

朝ごはん作って、洗濯して、掃除して、旦那と子どもを送り出して、あぁ~いつも一緒、もぉ~いや、なんて感じたら、日常を非日常に変えるスパイスが必要な時。誰にでもお奨めできるスパイスではないけれど、リノ・ディヴォースは間違いなく日常を変える逸品です。▼コロラド州を拠点にライヴハウスで活躍する若者たちは、どう考えても、日本で暮す品行方正な奥様方とはリンクしない。生きている日常が違いすぎる。だからこそスパイスになるんです。▼アルバムのデキは、とってもGOOD♪小さなライブハウスでステージにかぶりついて、ガンガンに頭を振り、こぶしを突き上げて、二時間ほどぶっ飛ばして聴いたら気分スッキリ体重2キロ減といった感じ。この手のバンドは、芽が出るまでに、相当な下積みを重ねていて、演奏がうまいのも特徴。安定したベースに、力強いドラム、カッコよく鳴くギター、そして、適度にハスキーなボーカル、骨太パンク
ロックの基本をすべて抑えているんです。▼朝、なかなか起きてこない旦那と子どもに向けて、大音量でこのアルバムをかけて掃除をしまくるなんてイイかも。あまりの非日常に、旦那は戸惑い、真っ青になるはず。なんてったって、バンド名が「リノ離婚」、アルバム名が「朝食前の涙」だもんね。ウヒヒ。

(文・SHIGGY)

  『Tears Before Breakfast』

  1. Supercharger
  2. Firecracker
  3. All Snow,No Go!
  4. How Long’s It Been?
  5. True Love
  6. Our Dreams Are the Same
  7. Say It
  8. I Won’t Say No
  9. Can’t Win for Losin’
  10. Behind Closed Doors
  11. One Step Closer to the Edge
  12. Surf N’ Turf(日本盤ボーナス・トラック)
  13. Jellybelly(日本盤ボーナス・トラック)

 

SHIGGY

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1964年生まれ。鼓童、頭脳警察などのオフィシャルカメラマン。元ラガーマンの体育会系ロックオヤジ。映画は「バック・トゥー・ザ・フュー
チャー」のような、楽しんでなんぼの能天気モノが好き。現在、オスの5才児相手に子育て奮闘中。

 

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