【番外編】映像ブログへのコメント 第3弾
1. 1話から何回も見させて頂いています。お母様の表情が少しずつ変化していますね。私の母も足を悪くしてから認知症の症状が出て来ました。もっと動画で話しかけ方とか良く見せて頂き参考にさせて頂きますね。〜biyousiaさん
恐縮です。そのように全く意識して撮影してはいないので、そのような動画の見方もあるんだなあ、とかなり驚きました!
2. いつも感じています。「愛おしい。」その言葉は私にはまだ言えないです。 義理の母だからかもしれないです。義理にこだわっているのかも。〜fuminmamaさん
もしかしたら、義理でも夫婦でも親子の関係でも難しいのかも知れません。ただ、私は、オーストラリアで30年近くマイノリティーのアジア人として生きてきました。だから、今の母を見ると、社会のマイノリティーとして見られ扱われている、そんな風に感じてしまい、とても愛おしくなってしまうのです。
3. 昨夜動画を最初から通して観ました。ブログを読んでから見ようかと思ったのですが、作品自体を自分なりの考えでとらえたいと思い動画のみを続けて見ました。やはりプロの作品は違う! いいものを観させていただきました。 冷蔵庫! アリですよね。 〜 スニフさん
まだ、作品ではなく、作品の素材ですが、そう言って頂けると、とても励みになります。冷蔵庫の映像は、イヤな人も多いらしいですが・・・
4. 映像ブログ拝見しております!監督の映像とお母さんの明るさで楽しく拝見している反面、お母さんの人生や家族との関係を振り返っていくところは、とても切なく感じてしまいました。関口監督の作品は、見る人と作品の距離がすごく近いですね!〜AMさん
改めて自分の作品が、持つ影響力について考えます。前作の「THEダイエット!」もそうでしたが、ご自分に置き換えて考えて下さる方が、多いように思います。それは、私が、監督として皆さんと何ら変わらない、等身大の人生の悩みが、作品を通じて滲み出てくることと関係しているのでしょうか。逆に、見る人との距離を作る監督作品ってどうなの、とは、思いますよね。^^;
5. アップされた映像をまとめて、改めて拝見しましたが、無意識にズンと残る作品ですね。日本に生きる、この世界に生きる上での様々なテーマが語られていて、それは、YouTubeにアップする形だからこその効果だと思いました。〜 MAさん
<映像ブログ>は、YouTubeにアップされた動画を引っ張ってきていますが、おっしゃる通り、私にとって、YouTube体験は、思っていた以上に新鮮であり、驚きでした。何たって、どの動画にどの位のアクセス数って出てしまいますからねえ。映画の傾向と対策が、分析出来る。これは、スゴイことだと思います。
6. クリエイティブとお金というのは常に密な関係ですね。映画を撮るというのは最も腹を据えて取り組む事なのだなと、改めて思います。〜 SciroccoRさん
よくぞ言って下さいました!命がけ、です、大袈裟な言い方になりますが。私にとっては、1作入魂あるのみ、なのです。
7. It’s so sad… I had always presumed that the person with Alzheimer’s didn’t really know there was a problem but I now realize this was a very simplistic (and optimistic) idea…by Cate Adamek
とっても悲しい・・・アルツハイマー病の人は、自分に何が起こっているのか分からないと考えていたけれど、この考え方が、単純且つ楽観的だったことが、よく分かったわ。ケイト・アダメック
私も、母が、医者からアルツハイマー病であると言われたことより、本人の自覚の方が、数倍も心が、痛みます。私の役目は、そんな母の心のケアだ、と自分に言い聞かせているのですが・・・
8. Life is cruel….by Roger Frank Selby
人生は、とても残酷だね。ロジャー・フランク・セルビー
人生って、時として、そうですよね。でも、と考えます。母にとってアルツハイマー病とは?遂に<世間体>から解放されたんだと思います。一生懸命笑い、ふて腐れ、そして怒っている母の真剣な生きざまを見ながら、そう思います。建前と本音が、違い、2枚舌、3枚舌を駆使して生きている我らとは、人間の格が、違うなあ、と。
9. I nursed my mother through the final stages of motor neurons disease… It was dreadful, the mind was working, but the body was not, but at the same time it was a privilege to be there…..look after yourself 🙂 by Drew Baarker
僕は、「運動ニューロン疾患病」の母を最後まで面倒みたんだ。とても辛かった。頭は、はっきりしているのに体は、全く動かない。でも、ある意味では、そんな母との時間は、貴重だったし、ありがたかったと今になって思うよ。まず自分の健康を忘れないで。
ドリュー・バーカー
そうですね。最近は、つくづくと母と私が、二人暮らしをするというシナリオが、書かれていたんだと思います。一見、自分が選択しているように思えるのですが、実は、そうではない。これって、私の映画作りの基本なんですよね。そして、私もキチンと医者に行き、自分の健康対策には、取り組んでいます。
10. I nursed my mother thro Alzheimer’s. When is your film out? By Gale Stanley
アルツハイマー病だった母親の世話を最後までしました。映画は、いつ出来るのかしら? ゲイル・スタンリー
最近は、このように「いつ映画が、完成するの?」と聞かれることが、多くなってきました。これって、100万ドルの価値の質問ですよね!映像ブログの連載も第26話まで来ています。そろそろ、機が熟してきているのかも知れません。作品の完成を待ってくれているのは、大きな後押しと共に、励み以外の何ものでもありません。
実は、ここにご紹介出来ないほど、たくさんのコメントを頂いています。こうしてコメントを下さる方々は、私の新作に関わって下さっている訳で、これが、デジタル・デバイス発信による新しい映画制作の仕方なのかも知れないと考えています。
また、英語のコメントも日本語に劣らず、多くなってきました。これは、私が、facebookで起ち上げている英語版の動画やら、母の状況に対して、コメントをもらったものです。この作品には、完成時から英語の字幕をつけよう、と強く思う次第です。
制作過程で、このように自分の作品を皆さんと共有するのは、初めての経験で、最初は、本当に不安だらけでした。でも、そんな自分の心の塀をぶち壊し、作品をオープンにすることは、世界が大きく広がることでした。今は、刺激であり、喜び以外の何ものでもありません。
これからもどうぞ応援を宜しくお願い致します。
関口祐加
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