【動画38】アルツハイマー病の母の食いボケ

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今回は、この映像ブログが、始まって以来、ほとんど<編集がいらない>撮影となった。カメラを回し始めて1年余、ようやくバタバタと焦らなくなった、ということか。

母を被写体としてカメラを回すということで、かなり肝っ玉を鍛えられたんだと思う。

とにかく、動じなくなった!

imageで、12月のある真夜中。台所に近い部屋で寝ている私は、電子レンジのチ〜ンという音や、ガサコソする音に目が覚め、とっさにカメラを持って、台所に出て行ってみると・・・

母が、一心不乱に電子レンジの掃除をしていた。

ああ、遂に!

今まで、カメラなしでは、何回も遭遇していた<母の食いボケ>状況をカメラで捉えることが、出来た!!

と、この映画のために喜ぶ私は、アルツハイマー病の親を持って、憂うだけの娘ではないんだ、とつくづく思う。
自己嫌悪?

いや、まあ、時折、複雑な心境には、なるけれど、自己嫌悪には、陥らない。

一つには、この映画が完成した暁には、母は、日本のみならず、世界の役に立つという大きな確信が、あるからー。

 

ドキュメンタリー映像作家 関口祐加 最新作 『此岸 彼岸』一覧

[この記事を第1話から読む]

 

関口家でも使っている、家族を守る”みまもりカメラ”

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