【動画42】息子が、オーストラリアからやって来た日・後編
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息子は、1年近くぶりなのに、すぐに横浜の家で自分の居場所を見つけてしまった!
母は、そんな息子に「ずうっと前からいるみたい。」と言う。
実は、この言葉は、母が、私によく言った言葉だ。
20代から30代にかけて、オーストラリアを拠点に、世界中を旅する機会に恵まれた私が、横浜に帰ってくると、短期間の滞在でも母は、よく「ずうっと前からいるみたい。」と言ったものだ。
これは、私が、<横浜の実家は、いつかは、帰って来る場所>と深層心理では、思っていたためかも知れない。
自分の居場所が、しっかりあると人間は、羽ばたけるのだ、とつくづく思う。
母からすれば、心のどこかで私にいつかは、帰って来て欲しい、と思っていたのではないか。
一方、私の息子は、オーストラリアで生を受け、オーストラリアと日本の国籍を所有し、両親は、ネパール人と日本人、という地球社会を反映したようなバッグ•グラウンドだ。
21世紀を生きる人間は、自分たちで自分の国を選択していくのかも知れない。
そんな息子は、横浜の実家の居場所が、とても心地よさそうだ。
母も息子を当たり前のように迎え入れ、いよいよ3世代に渡る生活が、開始された。
これから1ヶ月間、どうなるんだろう・・・