『二万電圧』

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アップアップガールズ(仮)、祝、中野サンプラザ公演記念ということで、41日に、後藤まりことの対バンライブとして行われた、『東高円寺サーチ&デストロイ』の模様を振り返りお届けです。

 

会場の二万電圧は、ハードコア、パンクの聖地としてライブシーンでは名の知れた会場。かつての高円寺 20000Vは、幾多のパンクバンドが激しいライブを繰り広げた伝説のハコ。場所も名前も変わったものの、その息吹は当然のごとく今も息づいている。

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会場のキャパは130人。ステージとフロアの段差もほとんど無い。ステージ前の柵もかなり小さいという、まさしく真のライブハウス。

 

観客の異様な熱気に、初っぱなから闘志が燃えたぎるアプガは、「(仮)は返すぜbe your soul」からライブをスタートさせる。続けざまに、「UPPER ROCK」「サバイバルガールズ」「リスペクトーキョー」と、怒濤の攻め曲でフロアをわかせまくる。アプガのパワーに観客が応戦し、それにアプガが倍で応えての繰り返しで、メンバーも観客の汗まみれ。酸素が薄くなっていくのがリアルに分かった。

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だが、休むことなく、アプガは必殺の「チョッパーチョッパー」で会場中をさらにアゲていき、「アッパーカット!」をお見舞いする。メンバーも観客も体力の消耗度はマックス。途中の休憩だ~のパートで佐保明梨はドスンと横になり、みんなリアルに水を飲む状態。だがすぐさまパフォーマンスに戻ると、さらにパワーをアゲて歌とダンスとパンチを繰り出していく7人。とどめと言わんばかりのアップチューン「お願い魅惑のターゲット」で観客を煽りまくるメンバー。佐藤綾乃は柵に登って大熱唱。会場は、歓声を越えた怒号のような声に包まれた。7曲連続のハードなノンストップライブをやりきったアプガ。まさしくアプガの真骨頂を見せつける、問答無用の酸欠ライブだった。

文・写真/土屋恵介

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