image

まだ5月なのにお暑うございます。片岡愛之助でございます。

6月13日(土)から大阪松竹座で「六月花形歌舞伎」に出演させていただきます。東京・明治座に引き続き、通し狂言『湧昇水鯉滝 鯉つかみ』(わきのぼるみずにこいたき こいつかみ)を上演させていただきます。

 

5月の東京・明治座での『鯉つかみ』をご覧いただいた方もいらっしゃると思いますが、6月の『鯉つかみ』はさらにバージョンアップしてお届けいたします。

image
大阪松竹座『六月花形歌舞伎』(C)大阪松竹座

 

具体的にどこが変わるかと申しますと、東京ではわたくしは六役早替りを勤めさせていただきましたが、今回はさらにその倍、十二役を早替りで勤めさせていただきます。

 

どうしてこのような運びになりましたかご説明申し上げますと、諸々の理由で5月と同じメンバーでできないことが判明し、それならばいっそ全部変えてしまおうか、と考えたわけでございます。

 

実は、明治座公演の折りも、3月の制作発表当日まで、わたくしは四役と聞いておりました。ところが、記者会見当日、六役になっている!

 

で、実際やってみると、大変は大変なのですが、やれないことはない。

 

わたくし自身、市川猿翁のおじさまの『伊達の十役』をやりたいな、と憧憬の念をもって舞台を拝見させていただいておりました。

それを市川海老蔵さんがなさり、市川染五郎さんもなさった。

それならば、『伊達の十役』に代わるものを創ればいいんだ、と思い至ったわけです。

 

『鯉つかみ』は、それにうってつけの演目でした。

 

そして、今度は十役どころではありません。“鯉の十二役”です。

出ずっぱりです。これもおもてなしですね。

すべてニューキャストで、本水も宙乗りも大ムカデも、スペクタクルシーンや見どころがこれでもかと盛り込まれております。

 

明治座の『鯉つかみ』をご覧になられたお客様は、ここがこう変わったか、と、その違いがわかっていただけて、さらに面白くご覧いただけると思います。

初めてご覧になる方も、どうぞ手に汗握ってご期待くださいませ。

 

チケットは、チケットWeb松竹、

http://www1.ticket-web-shochiku.com/pc/

またはチケットホン松竹 0570-000-489までお願い致します。

 

 

BS日テレでは、毎週木曜夜9時から「片岡愛之助の解明! 歴史捜査」が放送されております。

image
BS日テレ『片岡愛之助の解明! 歴史捜査』(C)永田理恵

 

今週5月28日は、2週に渡ってお送りしております「関ヶ原の合戦の真実を追え!」の後編のアンコール放送でございます。

 

関ヶ原の合戦は西軍の小早川秀秋の裏切りで勝敗が覆ったといわれております。そのタイミングが、定説とは大きく違っていたのでは?という疑問が浮かんできたのです。

 

後編だけご覧いただいても、面白い内容になっております。来週は「源義経」を取り上げますよ! 木曜夜9時は、ぜひBS日テレをご覧ください。

 

 

そして、テレビ東京系で毎週月曜深夜23時58分から放送されている連続ドラマ「LOVE理論」でございます。

image
テレビ東京『LOVE理論』(C)テレビ東京

 

もうわたくしと主役の大野拓朗くんとの掛け合いも、見慣れてきたころだろ思います(笑)。

毎回毎回、ファーストキスを僕に奪われてしまうんじゃないか、と思う寸前まで顔を近づけても、どうして大丈夫なのか。

 

大野くんとはこれが初対面じゃないんですね。

 

3年前にゲスト出演させていただいたトークバラエティ番組『心ゆさぶれ! 先輩 ROCK YOU』(日本テレビ系)で、中村壱太郎くんらと一緒にレギュラー出演していたのが大野くんで、そのときに初共演させていただきました。

 

彼はミスター立教で頭もいいし、イケメン。そんな大野くんが今回は意外な“冴えない大学生”役というシチュエーションで、わたくしの振りきったキャバクラの店長役と面白いコンビ感を醸し出せている、と信じきって演じております。

 

収録は、歌舞伎公演が終わってからなので、夜9時半入りなどで撮ることが多い。毎回2人の距離が近すぎるので、夜中で疲れてハイになっているときは、悪ノリでフーッと大野くんの耳に息吹きかけたり……。それがOKになったりして、もうおかしな方向にいっちゃう説まで飛び出しております(笑)。

 

ドラマももう半分を過ぎましたが、毎回楽しんで勤めさせていただいております。

 

これから本格的な梅雨に入ります。みなさまも体調をお崩しになりませぬよう。

 

片岡愛之助

 

プロフィール

1972年3月4日生まれ。’81年12月、十三世片岡仁左衛門の部屋子となり、南座『勧進帳』の太刀持で片岡千代丸を名乗り初舞台。’92年1月、片岡秀太郎の養子となり、大阪・中座『勧進帳』の駿河次郎ほかで六代目片岡愛之助を襲名。’07年12月上方舞・楳茂都流の四代目家元を継承し、三代目楳茂都扇性(せんしょう)を襲名した。